8月28日(金)天地始粛、ようやく暑さがしずまる頃。必ずしも適者生存ではありません。

 もくもく雲の晴れときどき曇り。27℃~34.5℃、61%。もうちょいで猛暑日

 雲の峰がかき氷みたいに真っ白く盛り上がっていて、シロップを掛けて食べたくなった。

 

 裏腹シリーズ:適応不良と過剰適応→ほどほどの適応。

 環境の変化に素早く適応するのは、生き延びるために必須です。環境に適応できないものは滅びます。しかしあまりにもピッタリと環境に適応すると、変化に追従できなくなり、これもまた滅びます。いい加減に適応するのが丁度いいんですね。そうそうアリンコのように、全員がしゃかりきに効率よく働くのではなく、2~3割の働かないものがいるくらいが余裕があっていいんだす。遊びが無いものは変化に対応できません。人間社会も同じかもね?

 過剰適応の例に取り上げられるのは、スピードチャンピオンのチーターです。哺乳類では1番早く走れますが、絶滅危惧種に上げられます。走ることに特化したため線が細くなったことと、免疫系が弱くなってしもたんです。獲物は穫れても横取りされることも多いです。人間の社会生活においても、組織に過剰適応するのは考え物です。古い上司にしっかりと着いていったら、経営が外資系になってリストラされるとか。

 今回のパンデミックでもグローバル分業に特化適応したシステムは、大きな被害を受けました。マスクや医療器具も海外生産に頼っていたところは不足が長引きました。ま、ほどほどの適応ってのが生物も企業もロバストなようだすぅ。ジャン