8月22日(日)旧盆。満月。大潮。ネガとポジは背中合わせ。

 薄曇りときどき薄晴れ。25.5℃~33.6℃、57%。1度目の秋が過ぎて、2度目の夏を迎えた気持ち。蒸し暑つ~!今日は満月が見えるかな~♪次の満月は中秋の名月ですぅ。楽しみ♪楽しみ♪

 

 裏腹シリーズ:ネガティブはポジティブ。

 「いーから、いーから♪」「大丈夫、大丈夫♪」というのは極めてポジティブな態度で、世の中を楽天的に渡れるとてもいい態度です。しかし時にはネガティブな検証がないと、こうした楽天的な緩みを引き締められないというのも確かなことです。

 あまりにも精神論に走ると、失敗や不安を言い募る者が責められます。「もっとしゃっきりせい!」とか発破かけられて、みんな成功しか考えなくなります。すると想定外の原発事故やコロナ拡大を招いたりします(本当は想定外ぢゃないんだけどね)。

 人間、ミスや失敗を予め考えるのは嫌な作業です。だからついついそーした事態は起きないだろうと潜在的に思い込んでしまいます。そこに未来に対する強い願望が重なると、それこそ眼前の事実も見えなくなってしまいます。Aspiration blindnessと言ってもいいのかな?要するに見たいものしか見えなくなってしまうんすね。恐いことです。

 それと大成功が良くない点は、それに固執してしまうことです。時代の流れや技術の発展で状況が全く変わっても、前の成功体験にこだわってイチから考えれなくなります。日清日露の大勝が太平洋戦争の大敗北を招いたといっても過言ではありません。会社の経営でもコンティンジェンシー・プラン(緊急時対応計画?)を考えないようなところは、少しでも状況が悪化するとすぐにおたおたしてしまいます。ま、今の政府にもそんなところが見受けられますね。まことに残念なことです。

 そしてこういうポジティブでイケイケな上司は失敗を認めず、必ず部下の所為にします。ガースーが読み飛ばしを部下の所為にしたことは記憶に新しいところです。ポジティブでプラス思考の人にはいい人が多いのは確かですが、こういう偽ポジティブは歴史的に見ても始末に負えません。とかついつい無田口を叩いてしまいました。どもども。