3月8日(月)何も書くことがない夜に、つまらん感慨が浮かび来る、さぶい日なり。

 終日寒雨しょぼしょぼ、夕方上がる。5.1℃~7.7℃、73%。真冬の気候、今日が底かな?かっふん少なし。

 

 杞憂とは:

 古代中国の春秋戦国時代、杞の国に男ありて、天地が崩れて住む場所が無くなってしまうのではないかと、夜も眠れず昼寝する。(ちなみにこの杞の国とは先々代の夏の国の末裔と云ふ。枸杞の実にも関係あるんかな?)

 一寸先は闇とはいえ、天地が崩れるなどということは殆どない。でも隕石が落ちてきたり、大地震で地が崩れるということは、無いとは言えない。この寓話のばやい、他の男が言を尽くして説得し、この心配性の男は納得して心配が消え大いに喜んだと云ふ。

 如何にも単純な話ではないか。こんなことではどんなカルトにもハマってしまうでしょう。恐れるべき時は怖れるが吉。そーでなくては千年に一度の大津波への対策も怠って、大被害を被るであろう。このような寓話は、正常性バイアスの一種と言えようか?

 元々それがいつ来るかは分からねど、生きとし生けるものは必ずしむんであーる。そのような覚悟なくして、まんべんだらりと生きているのは無杞憂ではあるまいか。いつまでもその生が続くと思えば、つい油断して生の密度は薄くなる。いつまでもあると思うな親と生、ないと思うな運と災難。だははは