12月18日(水)人類の心象風景って、そんなに変わっていないのかな?

 朝もや、のち曇りときどき晴れ。7℃~15℃、60%。南から湿気が入り込み、朝方ビル街が濃霧に霞む。昼は気温上昇。

 

 杞憂とは:

 「杞こくひとてん崩墜ほうついして、するところきをうれえ、しんしょくはいするものり。 」(列子伝) https://kanbun.info/koji/kiyu.html

 昔むかし(2500年以上前の周の時代)、天蓋がいつ崩れ落ちてくるか心配で心配で夜も寝られず昼寝する人が杞の国(黄河中流域)におりました。現代日本で言ふと「地下鉄の車両はどこから入れたの? それを考えてると一晩中寝られないの。」と言ふ漫才みたいなもんかな?

 人間、考えると切りがあーりまへん!志向には、いや思考には際限がないんですぅ。でも現実的な問題として、天候異変ででっかい雹(ひょう)が降ってくるとか、燃え尽きなかったでっかい隕石が落ちてくるとかはありえます。竜巻で巻き上げられたブッシツがじゃんじゃん落ちてくるかも知れまへん。

 今日、工事中のビル街を歩いていてふと思ったんですが、神ならぬ人間には必ず間違えはあると。一回もミスしない完全無欠な人間はおりまへん。そして最近は高層ビルの修繕で鉄骨の枠組みの造成・解体が極めて多いと。この時に、鉄の棒が落ちてこないと内閣総理大臣は保証してくれるんのんか?いやでけない!

 つうことで、杞の国の人の心象がすこーし分かった気がした午後ですたあああ!ども。