2月26日(金)旧小正月。人のミスみて我がミス直せとは。

 終日寒曇り。5.6℃~11.8℃、31%。かっふん多し。でも、少し慣れてきた。

 

 ミスは宝なり!

 これはよく言われていることですが、失敗をアーカイブ化しておくと、これはもうノウハウの塊になります。先行してイロエロな失敗を積み重ねると、もうその失敗はしませんからね。でも、これはその失敗をちゃんと記録して再発防止策も対にして保存しておかなければなーんも役に立ちません。ま、人には失敗経験が残っているかも知れませんが、それは退職したら忘れられることも多いです。

 この辺の事情は、日本から韓国、台湾に半導体生産ラインの歩留まり向上技術が、どのように流れたかのレポートに詳しいでしょう。今では完全に両国に追い抜かれてしまいますただ。

 つうことを考えながら、今の日本のミスを咎める風潮がかなーり国力を落としているのではないのんか?と危惧いたしまふ。人間とはミスする生き物である、という大前提も自分の愚かさも、すべて棚に上げて誰かが失敗すると、鬼の首を取ったように大勢で攻め立てる!と言う光景があらゆる分野に広がっておりまふ。

 そもそも原始生命からここまで進化したのは、DNAのコピーミスによる突然変異ということは良く知られております。ミスが無ければ生命つうのは進化しないです。永遠に同じものに正確に留まっているわけでやんすね。ミスこそが進化の駆動力なんであーる!

 科学技術だってミスにより駆動されてたというのは、言を俟ちません。ある理論の些細な欠陥が、次の新しい理論を産んだというのは科学史の示すところです。仮に完璧な理論ができたなら、科学技術のしむぽはそこで止まってしまうでしょう。

 とか、多少牽強付会ぎみに縷々屁理屈を述べてきましたが、もういい加減に人を責めるのを止めませんか?そもそも自分を顧みれば、とても他人を非難し断罪できるような立場ではねーでしょう?・・・ん?俺だけは違うって?いやはや、お見それいたしやした。どもども。ガチョーン!