2月21日(日)2021年02月21日という数字の並びに魅力を感じるわだぐす。シャンシャン会議に思ふ。

 少しもやった快晴♪7.3℃~20.9℃、36%。2月で20度超えとは!かっふんが多そうなので終日閑居する。不善はなさなかった。

 

 シャンシャン指向とは:

 日本社会は昔から全員一致の傾向があったという人もいます。ま、同調圧力の一種だと思えば、そーだったのかもしれません。ムラ社会では全員の協力がなくしては田植えや収穫がおぼつかないし、軍議においては命が掛かってますからやはし全員一致が好ましい。それで時には小田原評定に陥ったりします。でも、夜討ちだ!いや朝駆けだ!いやいや籠城だっつ!と意見が分かれると大抵敗北しますから、やはしシャンシャンと最後は一致する方がええでしょう。

 「女性が入ると会議が長引く」と言う言明は、このような文化習俗によるところも大きいのかな?だから会社や官庁など日本の組織では、事前にできるだけ根回しして、いざ会議に臨むときには殆ど決まっていることが多いです。だから疑問点を質したり、新しい提案をする、所謂(いわゆる)一言多い人は嫌われます。これが欧米の会議文化と大きく違うところでしょう。

 と言うことで事前に決まっていることに逆らわないヒラメな人が昇進するわけです。一言多い人は嫌われて左遷されます。これが密室で不透明に決まるという日本型会議の特徴で、このような男性社会にうまく適応した特殊な女性だけが仲間と受け止められるのも頷けます。だって与党の女性議員を見ると、考え方がおじさんな方が多いですから。単にバイオロジカルなジェンダーだけだと改革が進まない所以です。

 民主主義とは公開の場でイロエロな意見を闘わせ、その切磋琢磨の中から意見を集約していく過程ですから、裏で事前に根回しして、シャンシャンとものごとを決める態度とは全くそぐわないわけです。長い間の文化・伝統とは言え、これでは世界に立ち遅れてしまうから、徐々にでも世界標準に変えていく必要があります。ま、議論を取り入れた教育しかなにのかな?明治以来150年で殆ど上意下達の教育しかなかったのですから、ディベート形式の教育が望まれるところです。ジャン