2月1日(月)如月。意識は受動で錯覚か?

 寒曇り、昼過ぎから晴れ。遠方もやもやと白っぽい。1.8℃~10.1℃、46%。5500歩。

 

 季節とは:移りにけりないたずらに。

 睦月はコロナ騒ぎに紛れてあっという間に過ぎにけり。如月は着更着つうくらいに寒さはきついですが、だんだん春の兆しが見えてくる月ですね。梅は咲いたか桜はまだかいな♪と。そー言えば、河津桜なんかはもう咲いてましたね。

 

 

 意識と無意識の狭間:

 だいたい生活のほとんどは無意識的に行われております。逆に意識しちゃうと動作や心の動きはぎごちなくなります。同じ側の手と足が一緒に前へでてしまうとか。ぷ

 スポーツとか芸能とかでも初めの頃は意識して動きを練習しますが、そのうちに自動機械化して無意識的にできるようになります。熟達したものは、すべて無意識下の行動に移行していく不思議さよ。喋るのだって同じですよね。みんな無意識的にしゃべってます。喋りを意識するとやっぱしぎごちなくなります。自転車でも初めは倒れそうになる方向にハンドルを向けるとか意識しますが、そのうちに何も意識せずに乗れるようになります。

 夢の中でもおんなじで、どこかで立ちしょんべんしているときでも、無意識下のどこかでロックが掛かっていて、お寝しょはしませんよね?生活のほとんどはすでに無意識下でコントロールされてます。んじゃ意識は何をしてるのん?それは無意識下の色々な並列処理を統合しながら、全体に合理化した解釈を与えているんです。だから意識は後付けだっちゅう人もおりますね。つまり辻褄の合った物語を作っているところが意識なんだと。この辺が不調になると統合失調症になりまふ。

 もちろん意識は後付け解釈だけではなくして、意識的に無意識を訓練して育てるとか、大きな方向性を与えて無意識を導くとか、意識と無意識が相互作用しながら脳機能全体を処理しているのは言うを待ちません。でも無意識が何をしているのかなかなか見えませんから、時々自分でもびっくらこいたる言動をすることもあります。

 夢分析とか錯視錯覚、ミスとかを研究して、少しでも無意識の構造を探ろうとする研究はありますが、なにしろ相手が「無」意識ですから、エビデンスつうものがなかなか掴めませんです。科学より、むしろ哲学やアートの方が無意識の真実に肉薄でけるのかもね?ともあれ無意識が分からないと、そこから立ち上る意識の正体も掴めないってことは、たぶん真実です。どもども。