10月12日(月)能力とは何ぞや?

 薄曇り午後から薄日。18.6℃~25.1℃、73%。男心と秋の空?

 選択肢がイロエロあって難しい局面だが、それだけしやわせだっちゅうことかな?可能性が狭められると、息苦しい。

 

 裏腹シリーズ:能力とは。

 必ずしも能力がある者が役に立つというわけではない。時には無能な者のほうが役に立つこともある。例えば、仕事の目標と仕事をやる者の能力を4つに場合分けしてみよう。1.良い目標を能力のある者が実行する、2、良い目標を能力が低い者が実行する、3。悪い目標を能力の低い者が実行する、4.悪い目標を能力のある者が実行する。・・・結果は1.が最高で、2.3.と続き、4.が最低である。即ちいくら実行者の能力が高くても仕事の目標が悪ければ、悪いことを上手く実行してしまうのであーる。・・・これはいくら官僚の能力が高くても政治家が悪ければ結果が伴わないという事実と符合する。

 また業務改革において、高能力者がそれを阻害するという事実もある。どんなにややこしい複雑な手順でも、高能力者はそれらをスイスイと処理してしまうので、プロセスの悪さが表面に出ず、改善点がなかなか出てこないんであーる。そういう者が職場にいなければ、業務プロセスの欠点が即座にアウトプットに現れて、改善点が直ちに顕現するんであーる。これすなわち「仕組みー能力ー複合体」の矛盾と言うんであーる。

 アリンコの群れに必ず怠け者がいるというのにも通底するものがアリまふ。全員がシャカリキに能力を発揮すると、状況の悪化に気がつきにくくなるんすよ。そんでゆでガエルになってホロン部と。

 何ごとも一方向の価値観では、複雑な世界で生き残れませんのや。そこんとこヨロピク!