2月4日(火)立春、春立ちぬいざ生きめやも♪生き甲斐とは遣り甲斐なり。

 概ね曇り、ときどき晴れ。5℃~11℃、36%。最高気温が二桁だから耳はかじかみませんですぅ♪

 

 

 社会学群論(グループセオリイ)とは:

 現在日本の課題は、労働生産性が上がらないことだとゆわれちょりもす。GDPが全く伸びず、一人当たりGDPもはるか下の方に低迷しちょりもす。業種とか自動化投資とかイロエロな原因はありますが、働き方の因子も大きいと思われます。

 グループ活動の成果については、多数の事例が報告されております。その一つはIQよりもEQってやつですね。頭のイイ者ばっかし集めてもグループの生産性は上がらないと言われております。(偏差値秀才の多い官僚なんかが悪い例です。)均一性が効率の妨げになるようです。一方、EQ(感情指数=感情調整能力)が高い人を集めると、協力して仕事ができるので効率が上がります。

 アリンコの世界でも2:6:2の法則なんてのがありますね。シャカリキに働くアリ2割、働いたり休んだりするアリ6割、まったく働かないアリ2割という構成が進化で保存されてます。たぶん種保存上大切な割合なんでしょうね。なにしろ何億年も進化の実験をやってるんすから。

 国民に均一性を求める教育システムが、一つの足かせになってるだろうとは、容易に推測出来ますが、他国民に比べて「しやわせ感」が低いというのも生産性低迷の一つの原因になっております。OECD諸国を対象としたアンケート調査では、幸福度と生産性に関して有意な相関が認められました。また、日本でもイロエロな心理実験において、幸福度が大きいほど生産性が高いというレポートが多々報告されちょりもす。

 残業だ、目標管理だ、効率だと尻をたたく代わりに、従業員の幸福度を増大する方が、結局回り回っていい結果をもたらすと言えるでしょう。そのためにはまず適正な賃金を払いましょう!ブラックな経営者のみなさん、そこんとこヨロピク!