9月5日(土)隠れていたムラ社会の顕現とは。

 もくもく雲の晴れ、ときどき曇り、夜通り雨。25℃~34℃、61%。遠い超大型台風の余波で今日もあちゅいですぅ。一泊二日の検診にいってきただ。少しちゅかりた。

 

 同調圧力とは:

 こりはムラ社会がもたらす多数派に乗る流れだと言ふ。すなわち空気を読んでいち早く世間の風に乗ろうとの事大主義的精神がもたらす圧力ですね。日本には西欧で言う「社会(ソサイエティ)」はなく、あるのは世間という名のムラだけだっちゅうことなのかな?

 今回の新型コロナ鍋で露わになった自粛警察、感染者バッシング、パチンコや夜の街バッシング、県外ナンバーの車バッシングなどなど、世間(ムラビト根性)の発露は枚挙に暇がないほどでした。緊急事態時に国民の本性が現れ出たと言ってもエエでしょう。

 さらに驚いたのは「総理にふさわしい人アンケート」でついこないだまでは3%も無かった菅官房長官の人気が、自民党(ムラ)内の派閥の大勢を占めた途端に、国民の間でも38%が総理にふさわしいとして支持しだしました。これも大勢(体制?)に乗りたいという世間の同調圧力のなせるわざですぅ。

 こりは小学校から周りの空気を読んでメジャーにつかないと虐められるつう訓練の賜物か?いやいやそんなに最近のことではありません。江戸以前のずーっと前からのムラ社会と明治の頃の西欧社会の導入が悪い方向に化学反応したんだと、『同調圧力(日本社会はなぜ息苦しいのか)』という本では分析しています。日本社会のイロエロな現象をよく説明できる分析だと思いました。読むべし!

 とはいえ一応辻褄が合う社会理論ってのは、いくつも作れちゃうんですね。それが人間社会の不思議なところ。それで政治思想ってのも影響されて、我らだけが正しいのだっちゅう争いが絶えないのだすぅ。そこんとこヨロピコ♪