5月3日(日)憲法記念日に寄せて。

 薄晴れときどき薄曇り。17℃~26℃、49%。南風つよし。湾岸の水が赤っぽい。赤潮か?

 シャープのマスクを申し込んだが1回目は当たらず。120倍とか言ってたから当たるのは来年かな?まだ30枚ほどあるんですが、先が見えないから新しいのはできるだけ使わないで、使用後アルコール噴霧して4日くらいベランダに干しておいて、1枚を3回くらい使ってます。

 

 憲法とは:

 国や法を憲(のり)する法なり。法の中の法なり。いっちばん元(もと)になる法なり。努々(ゆめゆめ)疎(おろそ)かに扱(あつか)う莫(なか)れ。とか読者を軽く見てルビを多用してしまいました。スマソ

 すかす近頃、無法者どもが跋扈し始めて、法を変える手続きがまだるっこいとして、解釈次第でどんどん法の中身を変えてしまいました。こりが法治主義を土台から破壊しているのは言うを待ちません。何しろ立法府を無視して閣議決定だけで解釈をどんどん塗り替えていくのですから、判例もくそもありません。まさにはっきりと申し上げて「法は死んだ!」の状態ですね。ま、閣議決定で慣習で積み上げてきた言葉の意味さえ変えていくのですから、何をかいわんや!

 そもそも誰も法律を守らなくなるといけないから、少なくともすべての公人(天皇、首相、閣僚、議員、判事、すべての公務員)に憲法尊重擁護義務を課しているのに、率先して憲法を馬鹿にしている者は誰か?

 それでも時が経てば憲法も時代に合わなくなる部分が出てくるでしょう。その為に改正の手順が定められているのに、まず実態で違反してその事実を以って当為と成す、まことにセコイ策は現内閣の常套手段です。現に検事の定年延長はその独立性を棄損する故に固く戒められていたのに、かってに口頭手続きで延長した後、それを正当化せんと後で法律を変えるという無茶苦茶な手口まで使います。

 もちろん憲法を変えてはいけないということはありません。まっとうな議論と正当な手続きを経て、正々堂々と変えなくては後でまたそれを無視する人々が出てくるでしょう。わたしが最も変えたいのは、違憲を判断する独立した憲法裁判所の設置ですね。これがないといくらいい憲法を作っても、また勝手に解釈改憲がまかり通ってしまうでしょう。

 ともあれ人権や平和主義、民主主義を無視する勢力が、時代を百年後戻りさせるような憲法改悪には絶対に反対だと申し上げておきます。国家の自衛、安全保障のための軍隊は必要だと思ってるんす。でも、それを憲兵特高が威張るような形で保有するのは反対です。あくまで民主的な運営を望みます。(憲法記念日に寄せて)