5月2日(土)小人閑居して、卵が先か鶏が先か?

 霞晴れ♪15℃~27℃、54%。南風やや強し。今日も夏日で暖か。ちょっつ歩いたら汗をかいたですよ♪

 

 子曰く「罪を憎んで人を憎まず」とは:

 こりは罪を犯すに至ったその心の在りようを憎みその人格まで憎んではならない、という教えのようです。こりはなかなか難しいことですね。はたしてその人の考え方と人格を分離できるのか?極悪非道な行いをした人物を許すことができるのか。例えば、ユダヤ人はヒトラーの行いを憎み、その人格は憎まずにおれるのか?でも、それに近づけないと世界は復讐の連鎖で、平和はやってきませんです。

 一方、仕組み(システム?)を憎んで人を憎まず、という言葉もあります。個々の人間を非難するのではなくして、そのような振る舞いをするに至った仕組み(システム?)を直さなければ、最終的な解決はない、という組織論ですね。こちらの方は、少し分かりやすいです。悪事を為したる官僚も、その組織からの圧力で家族を取るか仕事を取るかのせめぎ合いの中で、偽証したり公文書の隠ぺい、改ざんを為したのであれば、個々人を責めるより組織の在り方(システム?)を根本的に改革しなければ、モグラたたきになります。

 では、どうやって組織を変えるのか?組織は人で成り立っているのも確かです。結局中の人を変えなければ組織は変わらないのか?ここに組織か人かの相互作用、相互干渉の課題が出てきます。要するに2分法の対立ではなくして、組織即人間、人間即組織の相即の原理によりて、一体化した改革が必要だと見るが、如何に!作麼生!