2020年2月2日(日)上弦の半月なり。音楽は脳の栄養♪

 今日も快晴、富士山が綺麗!5℃~14℃、25%。

 今日は西暦でも2つながり、令和でも2つながりの、とてもお目出度い日ですね。

 

 音楽の夕べ:

 チケットもろたんで、横浜のみなとみらいホールに進出す。横浜は久しぶりなり。日曜の午後ともなれば、人出極めて多し。マスクしている人も極めて多し。中華街に近いからかな?世界的にコロナの過剰反応ありて、アホらしき限りなり。いつもチケットをもろた時しかコンサートに来ないのは卑しき限りなり。タハハハ

 40人ほどのアンサンブルでアマチュアにしては(失礼)、音が非常にいいです。今日の演目はハイドン交響曲83番ト短調「めんどり」とモーツアルトクラリネット協奏曲イ長調K622 、および交響曲第40番ト短調K550でしたあああ♪クラリネットを挟んだト短調つながりと言ってもいいでしょう。

 ハイドンモーツアルトも根は明るい人ですが、そこは人間の奥深さ。短調の曲は明るさと陰鬱さの微妙な陰影のバランスの上に成り立ってます。どきどきしますねィ。今日の選曲はみんな明るく快活なのに、澄み切ってその先に悲しみが感じれまふ。

 特に「めんどり」と対比して聞いた、モーツアルトの40番はえがったっす♪第1楽章の最初のメロディーはとても有名ですが、今回はオリジナル楽譜に基づくもので、ヴィオラの8分音符に導かれてヴァイオリンのメロディーがスタートし、独特な悲しさが引き立ちます。またクラリネットを使わない第1稿による演奏なので、かなーり暖かな感じも目立ちました。第2楽章のリズムの刻みが「めんどり」と似ていて微妙に違うことに気が付けば、これはもうオタクですね。でも、楽想自体が全く異なり不穏なものを宿しておりまふ。このへんがモーツアルトの不思議なところだすぅ。

 そして第3楽章に入ると、メヌエットの明るく楽しい舞曲になるかっつうと、そこがト短調の微妙なところ。明るさ全開ではなくして微妙な影がある。が、力がない訳ではないという不思議なバランス!中間部では管楽器が活躍しまふ。そして第4楽章に入ると、ヴァイオリンの駆け上がりと、オケ全体のフォルテの返答と言うダイナミックな出だしに続き、優雅な第2テーマがヴァイオリンで立ち上がりオーボエに引き継がれると。そして第1テーマがどんどん転調していき、ト短調からどこまで離れるかと不安になる頃、何ごともなかったかのようにト短調でテーマが再現され、全き調和の中で楽想が収束します。

 ふむ。はらはらどきどきの2時間ですたあああ!指揮は中島彰博氏、クラリネットは筒井祥夫氏でした。末尾になりまふが、チケットいただいたヴァイオリン奏者の方に感謝、感激、あめあられ。どもども。