2月1日(土)早や如月なり。BREXIT!

 快晴!3℃~13℃、28%。このところずっと富士山が見えていて気分がええですぅ♪

 

 BREXIT

 本日朝8時(日本時間)に英国がEUを離脱しましたっ!ある意味で、ベルリンの壁崩壊以来の歴史的瞬間でしょう。他人の国の話ですが、世界の在り方がズルっとずれた感じがします。大きな時代から小さなこせこせした時代への扉なのか?

 欧州全体がアラブ民族大移動の余波を受けて、国粋的になってる動きの一部だとは思います。が、特に英国は自主権の制限には前から異論の多いお国柄でしたからねィ。それはそれで大陸に飲み込まれてしまうという杞憂があったと思います。エイジア・ユニオンすら作れない東洋人には分からない煩悶があったと推測はでけまふ。

 すかす金融、貿易を始めとする経済関係では、かなーり大きなインパクトを受けるでしょうね。それを国民がみんな理解していたのか?いや、半分弱しか理解していなかったでしょう。でも、武士は食わねど高楊枝。経済で誇りは癒せません、キッパリ

 それに、元々ブリテンと大陸とは、考え方の風土が微妙に違っていたということはあり得ます。哲学で言えば、ロック、ヒュームに代表されるイギリス経験論とデカルト、カントの大陸合理論との対立がありました。ま、ごく簡単に要約すると日常の自然的生活か、理性に支えられた理想か?の相克ですぅ。常識か神(イデア?)かと言ってもええかも。

 でも民族的な不安はアングル、サクソン、ジュート人などのゲルマン民族大移動の頃から始まってます。大陸のどん詰まりにある孤島は、イロエロな民族の襲来を受けてるんすねィ。だから今回のアラブ系の移民難民には拒否反応を示しているんだすぅ。ザンネン もともと自分たちだって移民(ゲルマン民族大移動)の端くれ、移民を嫌うトランプだって、元々は移民の端くれ。単に既得権を守っているに過ぎないのにね。

 民族の問題ってのはとっても難しくって、大きく纏まるか分裂して独自性を保つのか?って課題は世界中に存在します。ま、英国のばやいは自分たちで選んだっちゅう形を取ってマスカラ、他国は生暖かい視線で見つめるしかないでしょう。ジャンジャン