11月18日(水)金盞香(キンセンカが咲くころ)

 薄晴れのち雨。15℃〜20℃、86%。明日から気温は平年に戻るのかな? 五反田方面に進出す。





 お金とは:

 お金は社会の血液であり、回れば回るほどイイんだい!つう人が居た。穴を掘って、埋めて、また掘っても、それでお金がまわれ経済は活性化すると。ま、これには一理はあるんだけど、出来ればもっと有用なことに使いたいよね。「宵越しの金は持たねえ!」江戸っ子も経済に貢献していたのかな?アハハ しかし最近は企業は内部留保を高めるし、個人は老後に備えて貯金してるから、あんましお金が回りません。リスクがあると貯めこんじゃうんですねぇ。公的福祉充実が経済を回すためにも必要なんですぅ。ども。景気ってのは、心理的な要因が大きいですからねィ。





 パリテロ問題:

 パリは騒がれベイルートは騒がれないつうパリマジック問題はあるけど、「話し合いや福祉が大切」とか言う、少しでもアラブ側のにほいがすると総叩きつう非国民問題もあるな。パリと言っても広うござんす。大体凱旋門とかのある西側は高級住宅地、バスチーユとかの東側は移民の多い下層地区って大まかな区分けがありまふ(勿論 例外有り)。今回のテロは東寄り地区で起こったので下層の人に犠牲者が多かったと。悲しいことにあらゆるテロにこんな構図が多いんだす。金持ち喧嘩せず!つうよりか警察の監視や治安状態がイイんですよ。アラブ系の人はめったにぶらつかないから目立つんだすぅ。ぼくは一番東の地区に住んでたから、こういう違いには敏感なんですぅ。サンドニ門の辺りにはアラブ系の街娼も多かったなぁ。もう何十年も前ですが、格差とか差別がテロを助長するってことは確かにある。これらが無くならないにしても、縮小する努力は常に必要でしょう。防衛設備(武器?)移転(輸出?)に巨額の金を掛けるより、格差解消や福祉に少しでもお金を回すべきでしょう。青臭い理想論は、現実的な防衛論に勝るときもある、と愚考します。

 感情的になって勇ましいのは格好イイけれど、冷静にコンプロマイズできなけりゃ獣とおんなじ。この際、「そんなことで、お国のために死んだ兵隊さんに申し訳がたつのかっ!」つう恫喝で終戦でけなかった歴史を振り返って見るのも必要でしょう。


 ナショナリズムってのは、ある種、群れを成す生物の本質的なところを突いているから厄介なんです。同胞が苦しめられたり、頃されたりすると、あっという間に火がついちゃうからねぇ。仮に尖閣で巡視船が沈められて保安官が頃されてみい。あっと言う間に1億火の玉になるのは目に見えるようだ。ガイキチってのは何処の国でもいるもので、そんなのに全体が振り回されてどーするどーする!って言えるのも今の内で、実際にそーいふ事件が起きたなら、変なことゆったら非国民として予防拘禁され、塀の中ってのが目に見えるようだすぅ。ショボーン