曇りのち薄晴れ。28℃~32℃、70%。北方に去った台風の影響で未だに南風つよし。プールだん。1日分だけ老けた満月がとても綺麗でした。
なぜ男女(オスメス)はあるのか?
有性生殖ってのは植物、動物、微生物を含めてほとんどの真核生物が行っちょりもす。なぜなんだ?自分だけで勝手に増えてく方が簡単じゃーん?もちろん効率がとてもエエ単性生殖を試みる生物は植物、動物、微生物を含めてたくさんおりますが、優勢なのはやっぱし手間暇かけた有性生殖なんすよ。
ま、簡単に言うと1.多様性、2、レジリエンス(修復)の二つになりますかねぇ。
栽培植物などは挿し木や接ぎ木などのクローンで育てられるものが多いですが、これは環境変動や病気で全滅してしまう恐れが多いですぅ。新大陸からのイロエロな作物がヨーロッパを救ったという事実は有名ですが、同じ品種なので時には全滅して飢饉を齎します。有名なのがアイルランドのじゃがいも飢饉ですね。そして命からがらアメリカに逃れた子孫がケネディやトランプだとか。今更移民難民を非難する資格があるんでせうか?
遺伝子が混ざり合って、役に立つのから役に立たないの(現環境において)までイロエロと混じってる方が頑強(robust)なんすね。先々どんな環境変化があるのか?どんな病原菌が流行るのか?は神ならぬ人間(いや生物も)には分かりませんから。
また生殖の前の減数分裂で、それまで蓄積されてきた遺伝子損傷が修復されてリニューアルされるという事実が分かってます。60代後半のピカソの遺伝子でできた赤ちゃんもピカピカにリニューアルされるんですぅ。どもども、えーと続くかも。