11月30日(金)賽は投げられたっ!

 晴れ。8℃〜16℃、33%。思ってたより暖か♪

 歯医者で詰め物を削って調べたら、一部にクラックが検出される。もうだめかもしれんね。ショボーン




 ゲームの勝敗とは:

 ま、イロエロなゲームがありますが、勝敗は時の運!てな訳にも行きませんから、それぞれ孫子の兵法モドキを考えます。

 マージャンでいえば、一番大きい戦術は最短でテンパイすることですね。そうするとそこから戦術の幅が広がります。聴牌するのに四苦八苦していると、戦術どころか場も見ずに相手に放銃するのが関の山ですぅ。どーやって早くテンパイするかっつうと、手牌と場の捨て牌を見ての確率計算です。より早くテンパイする確率の高い方を選択して、牌を捨てていきます。ここまでは、自分の手牌と場の捨て牌だけを見ていれば良い。

 すかす勝負には相手がおりまふ。しかも3人も。確率的な配牌、自摸牌では、4回に1回上がれば上々。ここに相手を読む必要が出てきます。相手の表情や鼻息、急に黙るとかタバコを吸う、お茶を飲むなどの一挙手一投足を常に監視しなくてはなりません。それで相手(3人もいるんやで)の聴牌の近さや、手の大きさなどを判断して、自分の戦略の情報と成します。敵を知り己を知らば百戦危うからずと。

 で基本的には、どーやるかっつうと、自分の手が高くて相手が安いと見るや、積極的に打って出る!逆なら穏便に危険牌は押さえて振り込みを避ける、って極単純な戦術でやんすよ。相手が聴牌してるか、まだまだか?つう判断も重要です。この辺で小賢しい野郎は三味線を弾きます(つまり口先で相手を陽動する戦術ですね)。もっと上級になると、捨て牌のパターンから相手の待ち牌を推測する技術が重要になります。これは場を踏んだ数がものを言います。いくら理論的に考察しても中々正解は得られません。

 つうようなことで、最近知り合った人物同士でマージャンをやると、その人の人柄や知能のかなりの部分を見破れますンや。いやー、高がゲームといってもイロエロな人物情報が漏れだしますから、諸君も十分に注意のことよ。


 負けがこむと、更に負けが込むつう確率統計的な法則も無しとしませんから、引き時ってのが賭け事の一番大切な要諦でしょうね。勿論、負けが込んで周りが見えなくなり、欲に突っ走るという心理的な要因も大きいですが、数学的に言っても負けを挽回できるばやいの数はどんどん少なくなってくるんすね。こりをU字の法則と言ふ。

 用語:
 聴牌(テンパイ):最後の上がり牌を待っている状態。
 手牌:自分の手札。
 自摸:牌を引いてくること。
 配牌:最初に配られる13牌。
 放銃:相手の上がり牌を場に捨てること。
 U字則:例えば10回コインを投げて勝敗を決するゲームで、全部表、全部裏というのは少ない。しかし、途中の勝ち負けも全部数えると、全部勝ち、全部負けの確率が大きく、勝ち負けゼロが一番少なくなる、U字のような確率的な現象。