5月1日(火)風薫る皐月♪ メーデーも少し遠くになりにけり。女人禁制の歴史。

 白っぽい晴れ。17℃〜28℃、30%。今日も夏日。プールだん。花粉症状が出なくなったので、花粉情報は今日から打ち止め。

 全国的に虹色現象あり。ハローとかアークとか幻日とかのイロエロな現象が観察されたと♪薄い氷の層(雲)が引き起こすようだ。




 お相撲の女人禁制とは:

 救護の女性が土俵から追い出されたり、巡業の子供相撲に女の子が出れなくなったり、相撲界の旧習返りが世間を賑わせております。スポーツ界の現実に合わないとはいえ、国技で神事だから止むを得ないという守旧派もおります。ま、野球もサッカーもちょと前までは女性禁止でした。甲子園にも女性マネージャーはグランドに入ってはイケねィんだっ!ことはお相撲に限った現象では無かったんですねぇ。古〜い差別意識と言うのは社会の隅々に沁み込んでおります。

 そもそもスポーツ発祥の古代オリンピアードでは神々に捧げる競技は、ヌードの男子のみで行われたんですねぇ。クーベルタンが始めた近代オリンピックでも始めは女性禁制でしたが、テニスやゴルフなどから徐々に女性参加が拡大してきました。現在では、格闘技を含めて殆どの競技で女性参加が認められております。

 つうことで、相撲界も女性差別から決別することが必須の趨勢ではありまふ。歌舞伎とか宝塚とか性別に偏りのある芸能は確かに残っております。ある制約の中で想像力を羽ばたかせるという効果はあるでしょう。しかし神事とか穢れとかいう理由だけで女性を排除するのは、差別だと言われても仕方がありません。しかも今回の場合は、人命救助や子供参加という局面で湧出した事件ですから、そもそもの考え方自体が古いということになるでしょう。

 でも神事(含む天皇制)とか武道というものは、世界基準でオープンにすると、跡形もなく変容するって真実を述べた人がいました。ま、柔術も剣術も柔道や剣道になったら、その元の姿から勝てばいいというスポーツになっちまったから、ある程度の真実は含んでいると思いました。ジャン