4月9日(月)AIによって変わるものとは。

 晴れのち曇りがち。6℃〜20℃、34%。南寄りの風強し。花粉非常に多い。プールだん。




 AI化される社会とは:

 今後のディジタル社会に於いては、AIにより人間の仕事が浸食されてくると言う。3年程前のオックスフォード大学の研究では、あと20年で現在の仕事の半分がAI化されるだろうという脅しがはいった。

 このような状況は、いつか来た道である。工場のオートメーションで仕事が無くなるとか、社会の情報化で事務の仕事が半減するとか。だから今の仕事が半減しても、それを補う仕事が必ず出てくるだろう、という楽観論も勿論あります。しかし、今と同じような仕事が、ずーっと続くだろうとは思わない方が良いと思います。この世界も、この社会も変化が常態であるからです。

 基本的に自動化、ディジタル化というのは設備投資で人を置き換えるという構造を持っています。つまり資本が仕事をするわけです。お金が働いて、お金を生むという基本構図は押さえておいてもエエでしょう。でも全体としては、人間の労働が減少して、富は設備が生み出してくれるのですから、格差を拡げない為には資本が生み出した富を、どう分配するかが大きな課題になると思われます。格差拡大があるポイントを超えると、社会は急速に不安定になるという研究もありますから、強欲は国を、社会を滅ぼします。

 その為の、一つの考え方にベーシックインカム基本所得保障)というのがあって、全国民に一律最低収入を保障するものです。フィンランドとか一部地域で試行が開始されました。利点欠点を洗い出して、今後の制度化に備えようというものです。一番大きな問題は財源ですが、元々収入というのは年収1500万円以上あっても幸福度は増えないといいますから、上限を限って年収150万円を保障しようと言う案はあります。150万円から1500万円の間は働きに応じて、遣り甲斐や幸福度に寄与しますから、労働意欲が鈍ると言うことは無いでしょう。それにパンの為に働くのではなく、遣り甲斐の為に働くようになるから、国民の幸福度の向上が見込まれます。

 ま、お花畑のようだと馬鹿にせず、真剣に考える時代がすぐそこにやって来たというのは、強調してもエエでしょう!だって、10年から20年で、社会生活の構造が一変してしまうんすからねィ。どもども。




 最近の医療について:

 最近、病院に行くと結構ディジタル化が進んでいて、カルテなんかも画像データリンクしたりして効率的にできてます。掛かり付け医に戻る時も、診療データはCDに落としてくれるから、それを持っていけば簡単に引き継げます。便利になったなあ♪と思う一方、人を診ないでデータばっかし見る医師が多くなった気がする。昔のお医者さんは、舌出させたり、あかんんべさせたり、脈を調べたり、聴診器当てたり、とにかく体を触ってくれました。今は、そんなことするどころか、顔も見ずに一心にPC画面ばっかし見ているような気がします。まさにはっきりと申し上げて、生身の人からディジタルデータへの移行と言わざるを得ません!ザンネン




 あっ、フォレストガンプやっている♪

 バカだけど何でもできる。バカだけど走るの早い!バカだけど優しい。・・・こういう人にぼくはなりたいっ!この映画見てると百回以上泣いちゃうんです。もう始まったばかしで10回は泣いてるな。ボロボロ