12月10日(日)てやんでい、な感慨とは♪

 快晴!2℃〜13℃、45%。枯葉極めて多し。風であっちへこっちへ♪




 府中方面に進出す:

 年末恒例の「ベートーベン第九」の演奏会の券をもろたんどすぅ。府中交響楽団(100人以上)と府中合唱団(300人以上)の競演で、総計400人以上の大合奏でした。指揮は気鋭の田部井剛、ソプラノ:半田美和子、メゾソプラノ:奥野恵子、テノール:望月哲也、バリトン:青山貴というソリスト4名はみんな府中西高校出身という府中尽くし。券をくれた知人はコントラバスの奏者ですが、第九では一番難しいパートなんだと威張ってました。

 前プロはこれもベートーベンの「コリオラン序曲」で、そこそこ気分を盛り上げた後、いよいよ第九の上演でやんすよ。期待できますねィ♪ヤク1時間もかかる大曲で、重苦しい第1楽章から始まり、曲想は紆余曲折しながらロマンスも挟み、ベートーベンの人生の正に縮図ともいえる構成♪各パートにかなーり難しそうな技巧を要する難曲ですが。2楽章、3楽章と進み、最後は圧倒的な声量の歓喜の歌へと収束する迫力にはしびれます。シラーの詩「An die Freude(歓喜に寄せて)」から曲想を取って、 Durch Leiden Freude(苦しみ悩んで喜びに至れ!)と歌い上げる人生讃歌。晩年に近い53歳頃の作品で、もうこの頃はほとんど耳が聞こえなかったと言ふ。

 すかす、この圧倒的な感情過多は、その後ワーグナーへも影響を与え、ドイツ音楽のあやふさの起源ではないんかと、筆者(玉虫)は考えるぞよ。なにしろ圧倒的なんす。理性なんか吹き飛んじゃうくらいに。ま、これも疾風怒濤の伝統なんですかねぇ。
その後、打ち上げに参加して泥酔す。まだまだ忘年会の走りなんですが、この調子で年が越せるのかなぁ。真に疑問に存じます。うぃ〜〜〜ぃ♪てやんでい!