12月27日(火)事故の考察から死生観まで。

 曇りときおり弱雨。8℃〜18℃、76%。昼前に南寄りから北寄りの風に変わり、気温は急降下。





 事故がじこじこ:

 このところ高齢者の交通事故がマスコミにより、大々的に取り上げられてきましたが、交通事故自体はかなーり減ってるんでやんす。戦後の交通事故死件数の経緯を辿ると、戦争直後(1945年)の4000人から、モータリゼーションに従って1970年には17000人に達した(これを第1次交通戦争と言ふ)。その後、石油ショックの影響などで車の稼働が落ち込んで、1980年には8000人強まで縮小した。すかす、バブル景気の間に(1990年頃)また12000人近くまで上昇しました(これを第2次交通戦争と言ふ)。その後は、今日まで各種施策(車の安全対策や各種道交法の規制など)により漸減して今では4000人(終戦直後と同レベル)まで減少したと。これが交通事故の推移ですが、社会の高齢化によりモビリティが低下したことも、原因の一つかと思われます。

 一方、高齢化の影響は交通事故より別のところに表れてます。転倒事故死数は7500人に及び、交通事故死の約2倍に達します。この93%は65歳以上の高齢者だといわれます。・・・このような統計を踏まえれば、メディアは徒に交通警察の煽動に乗るよりも、バリアフリー社会の実現を目指すべきでしょう。

 日本の年間総死亡者数は130万人位いるのですから、これらはネグリジブル・スモールと思ふ方もおられると思いまふ、がっ、病死、自然死とはちげーのが事故死の見るべきところ。日本の自殺者は35000人から25000人に減ったとはいえ、いまだダントツに多いですぅ。その上、変死者数(この中には自殺者がかなり含まれると言ふ)は15万人もいるっつうから、ここまでくると、もう味噌糞一緒だよね?お風呂での溺死者も5000人まで増加しています。・・・このように見ていくと、その死因は多様なれども、生きているものは「必ずしむ!」としか言えませんねィ。・・・偶然(原因が分からず)にしむのか、はたまた必然(原因が一応分かって)でしむのか、の2種類なんですぅ。而してこりは、単なる分類のための分類に過ぎませんのじゃあああ!ショボーン

 唯一言へるのは、コントロールして改善でけることは、精一杯やろうよ!つうくらいかな?・・・大口病院老人施設での点滴殺人事件が未だに解決せざるを見て、鼎の軽重を問うに至るなり。人の噂も75日、そいでいいのかな?どもども。