9月16日(金)十六夜(いざよい)。美味いものは旨いし、不味いものは拙い。しかし経験で変わり得る。

 概ね曇り、時おりポツポツ。23℃〜24℃、82%。

 ゴーヤの実を1個だけ赤くなるまで放置して、弾けた実から種が落ちました。来年また芽が出て来るかな?と思てたら、少し前から双葉が生えてきて、本葉になったらゴーヤの芽だった。今頃生えたってもうすぐ冬ですよっ!この伸びたクンにはドラえもんが必要ですねィ。季節を一気に来年の春まで飛ばしてくらはい。ショボーン





 

 複合感覚の不思議:

 かだらには温度を感じるセンサー細胞が方々に埋め込まれております。この温度細胞は痛みセンサーとしても作動し、43℃以上や15℃以下の温度刺激があると、これを痛みとしても感じるようでがす。もちろん舌の上にも温度センサーがあって、例えばミントに含まれるメントールの刺激は15℃以下の冷たさを感じる温度センサーで感知されます。また唐辛子などに含まれるカプサイシンは43℃以上の温度を感じる細胞で検知されます。一方、この温度範囲は痛みに変換されますから、辛さというのは痛覚と同じなんですぅ。カプサイシン検知細胞とは少し違いますが、ワサビを検知する細胞もあって、これも痛みとして知覚されます。

 このような機序から、唐辛子(熱)などのからさを和らげるのはミント(冷)を噛むとよいそーですぅ。アイスクリームにミントの葉が乗ってたりするんは、冷たさを強調するからなんす。一方、甘味や旨味を感じる細胞にも温かい温度を感じるセンサーがあって、ちょと暖かい方が甘味やうま味をより大きく感じるようですぅ。このようなセンサー細胞上の刺激受容体は勿論遺伝子の影響を受けますから、厳密に言えば味の感じ方も人により千差万別なんですぅ。これにより好き嫌いも影響されますから、世のお母さん方は、子供をあんまし叱ってはなりまへんどすぅ。どもども。