4月21日(木)葭始生(よしはじめてしょうず)、ヨシの芽が出始める頃。のニュース雑感

 曇りのち弱雨しとしと。16℃〜19℃、72%。 大雨による九州の土砂災害が心配です。







 政党とは:

 トランプ氏とかサンダーズ氏とか、党があまり推さない候補者が善戦して、米国でも党と候補者が分裂状態です。日本では野党が小粒化して自民党の1強状態が続いてます。昔の自民党は派閥政治で右から左まで、幅広い支持を集めた国民政党だったですが、小泉さんにぶっ壊されて以来、派閥は弱体化し物申せる人材がいなくなりました。これが憲法や人権を無視した独裁的な政策を加速しております。この遠因を辿れば、小沢さんなどにより2大政党制を目指した、小選挙区制の副作用でしょう。英国や米国など2大政党による政権交代にも良いところが多々あるとは思いますが、その政治の結果としての国の状態はあんまり良いとは言えません。例えば自民党長期政権の頃は1党独裁か?というと、そーでもない。乱立している派閥が、政権を交代しながら国民の意見を吸い上げていたんです。それを外から批判だけしている万年野党もいて、一応チェック機能を果たしていたと、こう考えると、派閥政治の腹芸も悪いとこばっかしではないのでは?なんて疑問が湧き上がってくるから、また中選挙区制に戻してもイイかもね?小選挙区制は何しろ死に票が多すぎるんですぅ。ジャン





 三菱がまたやらかしましたぁ!

 三菱自動車がようやく盛り返してきたと思たら、燃費データ偽造とか言うフォルクスワーゲンみたいな悪事を隠してました。これは東芝事件みたいに、経営層の暗黙の圧力が結果として顕現したと思われます。合理的な経営ではなくして、精神論に陥るとろくなことにはならんというサンプルとして備忘するなり。




 表現の自由とは:

 国連特別報告者ディビッド・ケイ氏がメディアの独立性保護を日本政府に進言したとか。籾井さんや高市さんの言動はありますが、政権中枢が陰に陽に報道の公平を盾に圧力を掛けているのは、衆人(ってなんだ?)の感じているところ。政権の足を引っ張らない方が効率的に素早く政策を実行できるのは確かですが、その副作用たる一端変な方向に行った時の訂正力が皆無になるのはリスク大きすぎ!異論、変論も許容しなけりゃ人間世界は成り立ちません。・・・ここで問題になるのは差別的言辞と人の言論を強圧的に抑える言動をも許容するべきか否か?つう多少リカーシヴな問題ですねぇ。ぼくは少しは許容したほうがイイかな?派ですぅ。イイことも行き過ぎると「言葉狩り」まで進みマスカラ。・・・でも、いまだ考え中。どもども。