4月2日(土)文明の大本には、まず減らず口ありぬ♪

 花曇り&花冷え。8℃〜12℃、71%。

 アークヒルズやミッドタウンのライティングされた夜桜はこないだ見たんですが、今日は隅田川を中心とした桜名所を見物してみた。まづ下流芝離宮浜離宮を鑑賞、そこから水辺ラインに乗って沿岸の桜を鑑賞しつつ浅草へ、隅田公園を鑑賞した後、上野公園に回って満開の人混みを鑑賞ってなコースですたあああ♪どもども  いや〜焦るなっ!なにしろ桜の期間は短いですからねィ。





 トロールとは:文明の根源なり!

 海外ネットでトロールちゅうのが良く聞かれますが、もともと遠洋漁法のことで所謂ネットでの「釣り」のことかと思てましたが、全く違ってました。北欧神話に良く出てくる妖怪で、迷惑行為を繰り返す妖精のことでした。すなわち匿名で人の足を引っ張ったり、貶したり、罵詈雑言をいう人のことだったんですねィ。これはもうネットイナゴやねらーと同義語かと。


 つうことで永年懸案だった探究課題の一つに目途がついたような気がした。すなわちなんで古代ギリシャに西欧文明、ひいては現代文明の萌芽が芽吹いたのかっ?つう永遠の課題だすぅ。現代哲学や現代数学、ひいては現代の科学技術の根源が、なぜエーゲ海のひなびた半島に芽生えたのかっ!これが大いなる疑問だったのですぅ。


 文明力で言へば、古代メソポタミア古代エジプトの方がずーっと上でして、その後継として現代文明が花開いたといえば、少しは理解しやすい。すかすなんであの田舎な(当時)ギリシャに、しかも突然に、思考方法の根源が立ち現れたのか?こりは誰でも疑問に思うでしょ。

 
 当時古代メソポタミア世界には君主が支配する巨大な古代国家群がありました。すかすギリシャは田舎でして、ここに北方から諸部族が侵入してきて、それぞれ勝手にポリス(都市国家?)を作ったんす。その中にはアテナイなど現代で言う民主主義の萌芽がありましたのだ。民主主義とは何か?それは君主などのカリスマ的権威によらず、各自由人がそれぞれ勝手なことを言える体制です。しかして、その中での意思決定はどーするのか?それは言論(屁理屈?)によるしかねーんだすぅ。


 そこでソフィストとかいう屁理屈言論人がいっぱい出てきて、これらは正に現代ネット社会のトロールやイナゴ、はたまたねらーのように口が減らずに一筋縄では説得でけまへん。しかもそのトロールたちが社会で力を持っていて、時にはソクラテスを言い負かして氏刑などに処しました。このような社会情勢の中で一気に屁理屈文化が花開いたのれすぅ♪


 そこで如何にして相手をロンパするのか?つうのが社会生活においても、個人の趣味生活においても、最高の価値となって行ったんですぅ。自己を鍛錬して内側に超越し、自律自足するってな清貧自己滅却思想は皆無でした。相手を説得してナンボってな社会だったのですねぇ。だから自分だけが納得して理解するだけではなく、いかに人々を説得するのかという弁論術、論証術が急速に発達し、数学、哲学、自然学(科学技術?)が体系化されますたのだ。


 これはひとえに、トロールを如何にして説得するかが国家喫緊の重要事だったからだすぅ。なにしろ相手は「ああ言えばこう言う」の、一筋縄ではいかない人種ですからねィ。しかも社会で力を持っていると。なんか個人的な趣味で言えば、あんまし住みたくない社会ですねぇ。とは言え、こりが民主主義のオリジンなんだいっ!どもども。ども。