7月30日(木)カインとアベルの昔から(エデンの東)

 蒙気晴れのち蒙気曇り、夕立。27℃〜33℃、55%。





 羨望と嫉妬の狭間:うらやましいのか、ねたみそねみなのか?


 赤ちゃんの時からかな〜り先天的に、こがいな感情はあるんすねィ。感情ってのは進化適応に起源があるとゆわれまふ。羨望・嫉妬も個体が生きてく上で必要だったとか。羨望は主に他人の所有に関わり、嫉妬は自分に属するものの喪失に係わる、つう意見もありまふ。

 かかる根源的な感情は、潜在し理性に対して密かな攻撃を行うことが良く知られておりまふ。男女間のみに非ずして、社会的な関係や政治経済にも大きな影響を与えていることは、知る人ぞ知ると。

 すかす根源的かつ先天的な感情とはいえ、ブラックとホワイトはありまふよ。ブラックなのは羨望・嫉妬の余りその対象を嫌い、その消滅を願うと。ホワイトの方は、羨ましさを自己研さんに生かすと。自己保存・種族存続の本能とは言え、食欲・性欲よりか潜在しやすいとゆわれまふ。フロイトユングアドラーの系譜よりかは凄まじい影響を社会に与えているのかもね。政界での嫉妬は特に激しいと聞き及びまする。タハハ

 更に言及するに、進化の適応上あるんだから仕方がない、っつう自然主義流な「事実を以て当為と成す」態度は頂けません。それをゆったら、盗みも詐欺も乱交も貪り食うのも、みんな本能に起源があるんだからと、イイことになってしまいまふ。ですから羨望や嫉妬も、無意識の潜在下から意識上に引き上げて、コントロールするようにしないといけません。意味もなく人を嫌いになったり、むかついたりしたときは、その潜在原因を探ってみると(もし自分に正直な人なら)きっと分かると思うんだ。(玉虫の自己反省より)