5月20日(水)百聞は一見に如かずとは。

 薄い雲の多い晴れ。または薄曇り。19℃〜27℃、63%。
 
 今日は東京国立博物館の終了時間間際に「鳥獣戯画展」にゆってミタ。4時半頃に着いたら入館の待ち時間はゼロだと。シメタっとおもて看板を見たら、中での待ち時間が120分もあるですよっ!こいつあ溜まらんとおもて、直ちに転進す。今度は、朝早く8時頃に来てみよう。90分待ちでも、中の待ちがゼロならお釣りが来るわな。





 つうことで閉館時間がま近な東京都美術館で、「大英博物館展」を見てきた。こちらは待ち時間はゼロです。お、お〜っ、かの有名なロゼッタ・ストーンがあるどっ!とおもたら原寸大のレプリカだったですよ。これは大英博物館の目玉にして知的象徴なんだすぅ。「知の新たな地平の絶対的な手がかり」を象徴する言葉になってるんですぅ。上から、古代エジプト語の神聖文字(ヒエログリフ)、民衆文字(デモティック)、そして古代ギリシア文字の3層からなる碑文で、これにより古代エジプト文字が解読されたと。情報はチカラなり!地中海世界の絶対的な知的中心がエジプトからヘレニズムのギリシャに移った後の話ですねィ。


 全体としては、200万年の人類の歴史を「モノ」から解き明かすキュレーションで、洞窟の石器から現代のプラスチックまで、大英博物館の700万点を超える収蔵品から厳選した100点のブツが展示されてまふ。ま、文字ではなくってモノで人類の歴史をじかに感じてほすいという試みは、幾分か成功しているような希ガスる。すかす、何の因果か美術館で博物を展示し、博物館で美術を展示してるのは、なんか利権構造があるのかなぁ?とか陰謀論がうっすらと立ち上がって来るのは、わが身の不徳。ショボーン