みどりの日、じゃなかった「昭和の日」

 薄曇りのち雲の多い晴れ。17℃〜24℃、58%。みどりのそよかぜをついてマイカーを飛ばす。また楽しからずや♪





 秩序が構造をつくり、乱れが揺らぎをもたらす:

 学問は比較的研究しやすい「秩序」(天体の運行とか線形力学など)から入りますが、実際の世界は生命現象などの非秩序の方が多いんですぅ。非秩序とは変化や流れとゆってもイイかも知れない。結晶のように固まった静かな世界を好む人もいますが、その本人は絶えず変化する動的平衡状態にある訳でやんすよ。ぷ

 素粒子の世界でも自発的対称の破れが、スポンタくんに生き甲斐を与え、粒子に質量を与えるヒッグス機構に関わるといふ。より分かりやすく言へば、ワインボトルの底の真ん中は膨らんでいるので、ビー玉が長く居座れないと。もっと分かりやすく言うと、パチンコの天辺にはじかれた球は、各クギのどっちにゆくのかと?こう言ふ不安定性はホンの僅かな初期状態の違いが、結果として大きな差を生み出すのです。

 外部からエネルギーを注がれる非平衡系、すなわち流れを伴う開放系は1種の構造を作ります。これが生命の動的平衡でやんすよ!物理的にはベナール対流の不思議な構造、はたまた無限のパターンを持つ雪の結晶構造、あるいはフラクタルな金属析出構造、などがありまふ。生物の形態やチューリング・パターン(イロエロな生物の体表パターン)なども非平衡構造(不安定)と言へるでせう。

 そもそも「不安定」ってのは流れや動きの大本で、歩いたり走ったりするのも、不安定の連続からでけてるんすね。エネルギーを注ぐことで、この不安定を維持する構造が動的平衡ですから、将に生命そのもの。エネルギーが切れたなら、安定に移行して永遠の休息に入るでしょう。チーン♪