4月30日(木)牡丹華(ボタンの花が咲き始める頃)

 曇りがちな天候、時々晴れ間。15℃〜23℃、49%。プールで10本流す、ちゅかれた。ちょっつ牡丹の名所を調べてみよう♪





 一所懸命やってる奴を貶してはいけないがっ:

 机上の空論になりがちな理念に走った方針よりか、現場主義ってのが力を持つようになったのは、最近の風潮だすぅ。橋下市長なんかの影響かな?「現場知らない学者風情がなにを言うかっ!」とか。ま、これはこれで1理なしとはしない。が、現場ってのもたくさんあって、世界中のイロエロな現場をかなーり網羅してるんなら現場主義にもイイとこはあるでしょう。すかす、自分の知ってるごく狭隘な現場に基づいて、たとえ書物からとは言え、かなーり広範な知識に基づく知見をバカにするのは夜郎自大の誹りを免れまい。すなわち数少ない現場経験に固執すると、それはイロエロな可能性を狭める頚木として作用する、駄人愚狂う我効果*1となるであろう。これは一般に、色んなものを知ろうとする好奇心溢れる人々を、素人風情がとバカにする風潮にも通じまふ。難波友有れ、自分を過信して人をバカにする奴には未来は無いと言へるでせう。どもども。




 アベちんの議会演説を聞いた:

 アベちんの立場としては良くできた原稿だったと思いまふ。まさに虎の威を借りる狐?米国のやることは全て肯定し、価値観にも寸毫の違いが無いことを強調し、我が国もそれを全面的に支持追従すると。巧まずして世界第3位の経済大国が手に入ったんだから、スタンディングオベーションくらいはごく細(ささ)やかな報償!親亀こけたら皆こけるの構図に自主性はあるのかTPP。

 だいたい米国は、大戦後の殆どの紛争、戦争、危機に関わってるからねぇ。それと一心同体に成りたいとの願望を満面に表しててかわゆい♪でもやらずもがなの介入ってたくさんたくさん在ったような希ガスる。ベトナム、アフガン、イラクとか。その間、急成長したのは米国の産軍共同体やエネルギー関連産業のみ。いやそーでもないか?IT産業やウォールストリートの金融工学もお零れに与かってるな。戦争は(経済問題の)全てを癒やすと。でも空爆された人々は悲惨。

 そもそも価値観の違う国に、自分たちの価値観を強引に押し付けることって正義なのか?日本の戦国時代に思いを馳せれば、宗教を弾圧し人民を虐殺している軍事政権(織田、豊臣、徳川)はクリスチャン精神に悖るとして、日本を占領されたら嫌でしょ?それが大航海時代の世界侵略なんすから。あまねく野蛮な世界を教化してやろうなんてね。

 それでも自分たちの経験から紡ぎ上げた、自分たちの価値観ならイイんだけど、未だに人権とか民主主義なんてのにかだらが付いていかない状況なんだからね。メディアを脅したり、民意を無視したり、議会を軽視したりと。言行不一致ってのが、オリンピック誘致発言以来のアベちんの最大の特徴だからねィ。ぷぷぷ







バートランド・ラッセルのこの言及、「世界が抱える問題は、愚か者が自信に満ちあふれていて、賢い者が疑念を抱えていることだ。」と言う発言は、自信に満ちていて、自己言及になる可能性が高いと思わないかっ? ん?思わないですと!はいはい、んじゃ、バイバイ〜。

*1:ダニング・クルーガー効果:「能力のない人ほど自信にあふれ、本物の実力を持つ人ほど自らの能力に疑いを抱いて悩む」という人間の心理傾向のこと。