3月30日(月曜日)えーいーがを見てきた(とうほぐべんで暗号化)

 春爛漫。10℃〜22℃、34%。満開の桜が少し散り始めた。早くお花見をしなくては。扁桃腺炎は左から来たものを右へ受け流して消えた。抗生物質の初期集中投下が効を奏した模様♪3日飲んだら効果が7日間続くらしい。腸内菌も少し減ったと思うからアロエヨーグルトで補っておこう♪





 イミテーション・ゲーム

 ちょと気分が向上したので、さっそく見たかった映画を見にゆってきた。<エニグマと天才数学者の秘密>と言う副題がついている通り、天才数学者アラン・チューリングの物語。チューリング・マシンを考えたデジタル・コンピュータの始祖と目されている天才だが、数理論理学の分野で決定的な証明を沢山している人でもあります。またMM問題(マインドとマシンの関係)を徹底的に考えた人で人工知能やニューロ・コンピュータの原型も作りました。更に生物の形態形成の基礎的な考察もしています。つうことで英国ではにゅーとん、ダーウィンに並ぶ3人衆の一人です。

 でも本作ではその生涯のたった3年間を取り上げ、第2次世界大戦の趨勢を決めた超難解なエニグマ暗号を破る戦いを描いています。機械を使った暗号を、それを上回る機械を作って突破するのですが、それだけでは難問は解けない。そこに必要なのは、当てずっぽう、カン、など失敗を伴う人間的なひらめきなのれすぅ。でも森永ホモ牛乳な彼は、当時のわいせつ罪で裁かれて有罪にされ、ホンとは救国の英雄なのにヒッソリと氏んでいきまふ。

 これを見ると、戦争は情報を破ったものが敵を破るつうことが良くわかります。相手の手の内が丸見えですからねィ。でも、破ったことが相手にバレてしまえば作り変えられるから元も子もない。日本は暗号解読に総力を挙げなかったばかりか、山本さん頃されても暗号が破られたことも気が付かないボンクラ。これぢゃあ戦に勝てるわけがなーい!こういうのは何千年も前の孫子の時代から分かっているのにね。英語さえ禁止している狭量じゃ勝てるわけはねーがな。ぷ

 して、日本のこの排他的な風潮は是正されたのかっ?つうとまことに心もとない。イスラム問題にしても。、領土問題にしても政府の主張ばっかし代弁しているメディアと評論家、コメンテータばっかしになって、客観的に情報を分析しようとする専門家はみんな非国民になっちゃうからねィ。ショボーン


 感想が妙な方向に走ってしもたですが、チューリングには昔から非常に関心があったので、また書くかも。そもそも表題のイミテーション・ゲームってのも彼の業績に関するアイデアですからねぇ。どもども。