12月18日(木)キューバ危機とか悪口言ってても始まらん

 快晴!−1℃〜8℃、32%。西寄りの風強し!ずてぃんさがドミノ倒し。空のグラデーションが綺麗です、黒富士をすかして山頂に赤吹雪が見えた。ブルブル




 悪口(続):胸のつかえ

 悪口ばっかしゆってる人を見ると、「このしとはこんな見方しかできないんだ。」と思って、あんまし付き合いたくなくなるよね?それ見て、自分はぜってー悪口は止めようと何回となく決心するんですが、気が付くと他人や社会や制度や政府やお店や通りすがりの人や時には知ってる人にも、悪口ばっかし言ってるのに気付きまふ。何故なんだ〜〜〜? →→→ これは情けないことなんすが、悪口をゆってる一瞬だけは、多少溜飲が下がるんすよ。後で後悔するんですが、そのときは多分ドーパミンが出てるんじゃないんかなあ?いわゆる一つの依存症ですね。これは早く断たなければイッカーン!(注:溜飲とは・・・逆流性胃液のことで、いわゆる胸のつかえだす。これが下がると胸がス〜っとしますんや。ダハハ)







 キューバについての話をしよう:

 ローマ法王の仲介で米国とキューバの国交正常化交渉が進展したとするニュースが世界を駆け抜けた。長い時間が掛かったが、これはイスラムウクライナなど混沌とした世界の中で、一つの明るい兆しではあるまいか。

 先日キューバの視察に行った友人の話では、社会主義国にしてはかなり上手く社会が回っているようです。医療や教育は無料です。海外からも研修者が大勢きているとか。もともとラテン系の気質で庶民がとても明るく見えます。裏でイロエロな問題はあるんでしょうが、それらを覆い隠すくらい良い面がたくさん見受けられたと。

 主に医療関係を視察したらしいんですが、全国民の医療は無料!といってもその費用は日本や米国に比べればかなり低いんだす。それは診療システムを階層化して、効率的な設備投資と患者に密着した診療を実現しているためなんです。まずプライマリケアがあって、このための総合医が日常的な相談や初期診断を行う。もう少し詳細な検査が必要になると総合医・専門医がいて検査設備もあるローカル病院へいく、そこでも難しい疾患は熟練専門医がいて総合設備の整った専門病院が紹介されるという3段階システム。最初の方は数が多いけれど、お金はあんまし掛かりません。それに予防とか保健に力を入れているから初動で解決するのが多いんだって。ふむふむ。超高齢化社会を迎える日本にも、とても参考になるかもしれないな。膨大な医療費、介護費がまず有りきの議論じゃ増税か成長かしか選択肢がないもんねぇ。


 それに貧乏でも、みんな同じに貧乏なら幸福度は上がるつうデータもあるしねえ。かえって「勝ち組、負け組」なんて騒いでる国の方が、例え豊かでも不幸化もしれませんね?ドーヤロ?


 あ、キューバは野球がつおいから、日本とは趣味の話が合うかもねィ。仲良くしたい国ですぅ♪







 念のためぼくの考えも付記しておこう:

 どんなシステムにもイイ点とワルイ点が混在するのは避けられません。彼の報告はイイ点だけだったけど、計画経済には理想的なシステムを実行に移せるってな特徴はありますが、平等に拘るあまりモチベーションと競争下での最適化って弱いと思うんす。だから各医療者の腕はそれ程良くないと思います。それにモチベーションを、皆が喜んでくれるという倫理に頼らざるを得ません。イイ暮らしがしたいという欲には負けそうな気がします。平等な貧乏社会から壁を越えて逃げてくる貧民が絶えない所以です。でもそれらを含めても、日本の医療改革は眼前の急務だと思います。