11月1日(土)はや霜月なり。生物学的制約を、理性で超えることができるのか?

 弱雨降ったり止んだり。終日17℃前後と肌寒い。





 新宿ロフトで「ツレがウヨになりまして」という映画を見る。映画と言っても、高間響が主宰する劇団「笑いの内閣」の演劇を録画したもので、舞台を見ているのとおんなじ。この高間くん、わだすが最近注目しているしとだすぅ。小田嶋隆安田浩一トークもあり。12月には、福島を題材にした講演を駒場でやるっつうから、見に行こうとおもた。

 内容はネトウヨカリカチュアライズしたもので、大いにわらえまふ。でも時折ふと考えさせられます。なぜ彼らはネトウヨになったのか?誇大な被害意識とさびしさかな?それと小3病だと小田嶋は言っておったど。10歳前後になると突然縄張り意識が湧いてきて、公園で岩淵小学校の子供が遊んでいると腹が立ち、赤羽小学校の児童10人で追い出したら「スー」として気持ちが良かった。でも翌日、岩淵小の児童が15人攻めてきて、結局追い出されてしまったと。

 この演劇のような極端な例ではなくても、なんとなく嫌韓なムードはじわじわ浸透してきて、「どんな人だって、どんな国だって嫌なとこはあるけど、仲良くしようよ♪」ってな大人の対応は、かなーり後退しているのが現状。それに伴って日本を愛さなけりゃ負けだという圧力が上がってきますただ。ぼくらが学生の頃は逆に、日本の悪いとこを貶さなけりゃ知識人じゃなーい!つう印象があったけどね(これはこれで出羽守が蔓延ってイヤでしたが)。



 ともあれ中国の反日やってる人や、韓国の嫌日やってる人と、その心情は鏡に映したように瓜二つで、客観的に見れば可哀想な人たちなんですぅ。だって自分たちの不遇を権力者に向けず、弱いマイノリティに向かうよう心理操作されてんですから。そのキーは、どの国でも相手の陰謀が原因であると。ありゃ?これもまたイワユル一つの陰謀論かもしれない。人間つうのは、どこまで行っても陰謀論が好きなんすねィ。タハハ