10月20日(月)代官山あたりを気取って歩いている田舎者を見ると、けつを蹴飛ばしたくなるんでありまふ

 時々晴れ、夜ポツリポツリ。16℃〜24℃、43%。




 


 東京の高級地とは:

 拙者のように江戸城の真下に住んでた者からすれば新宿や渋谷などは既にど田舎。ましてや六本木とか三軒茶屋など、その名称からして田舎のかほりプンプンではなかろーか?なかんずく練馬、世田谷などは都会ですらない痩せ畑、大根しか獲れんわな。しかして、斯様なド田舎がなして流行の最先端などと持て囃されるのか?生粋の江戸っ子から見れば実に不思議な現象ではありまふ。が、が、そこを押して無理やり屁理屈を考えたれば、理由は二つあり!と愚考いたす次第。いわゆる新興成金(含芸能人)とアメリカの影響であろうかな。ぷ

 ロッポンギーやオモテサンドーなどは米軍ハウスのあったとこであります。そこの文化に憧れたギブミー・チョコレート一行がオシャレの発信地としてまづ立ち上げ、その後その2世3世たちがイロエロな族を作って薄っぺらな都市文化を形成してるんであーる!いわゆる一つの植民地文化ですね。ぷ
 
 その次は関西から流れてきた下り者の芸人たち。江戸の事情にも素性にも疎いから、売れないうちは副都心に近い笹塚や代田橋などタクシー2千円以内で帰れるとこのアパートでくすぶっていた。チョと売れ始めると、小田急沿線の下北沢当たりに移って、その次は田園都市線の三茶あたり、そして売れてきたら東横線の代官山、中目黒あたりで上がりであーる。まさに田舎者の辿る正当な路線でござるよ。拙者のようなお目見え御家人から見れば、まさに噴飯ものでござる。ぷぷぷ


 で、拙者ら御家人は麹町、四谷、牛込あたりの山の手に住まうのじゃあああ〜♪ま、頭を下げて来られれば、三田や早稲田あたりは混ぜて上げてもイイかもしれん。このあたりの武家と町人の入り混じった粋なふいんきは、町人ばっかしの大阪あたりの住民には決して理解でけんじゃろ。本音より建前がヤヤ強いって微妙な感覚は住んだ者にしかわっかりませーん!




 と言うような東京の田舎者性が、この心情を海外にまで敷衍して、周辺諸民族を見下したのが、前大戦の不幸だったであろうかの。シューン   つうよりも、明治以来の国政を専らにしたのは薩摩長州の芋侍だったですから、田舎者が成り上がって更に田舎者を貶すっつうのが、お江戸の文化だったのかもしれんねィ。ショボーン