10月12日(日)Mアララさんに寄せて、あららあらまあ♪

 薄曇り、夕方晴れ間。17℃〜20℃、54%。





 「教育」は世界を救うのか?

 個体の世代交代では、種の進歩は遺伝に頼るしかないし、それには長い時間が掛かりまふ。ま、色んなDNAを溜め込んで休眠させ、必要に応じて活性化させるというエピジェネティックな方法はありますが、それでも即時即応ってわけには行きまへん。

 そこに現れた裏技が教育です。これは何も人類だけとは限りませんが、哺乳類から霊長類を経て「教育」を最も発達させたのは人類だと言へるでしょう。言語によるコミュニケーションを発達させ、しかもそれを記録して世代間に伝達し、社会的DNAミームを作りました。それを担うのがいわゆる「教育」なのれすぅ。教育って偉いですねぇ♪

 すかすだすな、教育ってイイことばかりではあーりません。いわゆる一つのブレインヲッシンぐーでしょうか。ある原理や独善的な考えに染めてしまうこともでけまする。これも教育の本質の一つでせう。生まれ育ったところの文化、生まれ育ったところの宗教に染められてしまうのは、生きる術なのか?

 でも、もっと積極的な教育の役割は、外部の世界、知らない世界、多様な世界、を知って自分の世界観を狭隘なものから広い世界へ、無限に広げられる可能性にあります。より高い視野から世界を眺められること、それによって自分の自由な選択肢を広げることが可能になります。狭く凝り固まった原理主義から解放されること、つまり抑圧からの解放が、「教育」の真の本質なんれすね。

 ですから、正しい教育システムは世界を救えるんじゃないのんかな?と、わたしは微かに予感するんだすぅ。いや、確信は持てないんですが、そーなったらイイな、イイな♪ってくらいですぅ。正解のない世界で、今後何が必要かっつうと、常に反省(リフレクション)しながら、教育システムについて絶えず疑問を持ちつつ、これを更新していくと言ふ普段の努力が、ひょっとして世界の救命ブイくらいにはなるのかな?どもども。