9月30日(火)今回のキュレーションはちとむずかすい

 ちょっと白っぽい晴れ。21℃~28℃、46%。嗚呼、今はもう秋〜♪ 銀杏のかほりが何処からともなくただよい来るっ!くっせー! でも、金木犀にも街角で直撃される。







 アートな秋:

 新装開店なった(パチンコ屋みたいだな?)MOT(東京都現代美術館)に足を延ばす。あんまし時間がないので、常設展のみ覗く。そのコンセプトは「コンタクツ(いろんな結びつき?)」。手法が共通だったり、フィロソフィが共通だったり、対象が共通だったりする様々な対比で並べて展示するこころみ。

1.彫刻とそれを対象としたカメラとの対話:アンソニー・カロ vs 安斎重雄・・・大御所たち
2.彫刻と絵画、手触りの発生現場:戸谷成雄 vs 関根直子・・・これは構図を決めず制作過程でのインスピレーション重視が面白かった
3.表面意識を起点とした堆積と浸透:若林奮 vs 榎倉康二・・・両方ともフィロソフィが深遠で良くわからなかった
4.建築、その実体と概念:イヴ・クライン vs 妹島和世西沢立衛 vs ニーダーマイヤー・・・建築模型と建築写真、スイスの大学建築は圧巻
5.死を契機とした絵画:アンディ・ウォーホル vs ローゼンクイスト vs 会田誠・・・今ここと、永遠とに引き裂かれた絵画での挑戦
6.過ぎ行く時間を、永遠に留める:宮島達男 vs 河原温 vs 塩見允枝子・・・コンセプチャルだが共感でける
7.人間のかたち:浜田知明 vs 加藤泉・・・老若ふたりの関心は人間の造形
8.イリュージョンが発生する瞬間:ホックニー vs 千葉正也・・・制作過程を分解
9・彫刻的体験により場を成立させる:カール・アンドレ vs 冨井大裕・・・余りにもコンセプチュアル
10.絵葉書的絵画:横尾忠則 vs 吉田博・・・反復表現で異空間へ
11.書物と言葉:福田尚代 vs ジュゼッペ・ペノーネ・・・これは必見!目からウロコの衝撃♪
12.生動する絵画:石田尚志 vs サム・フランシス・・・時間・空間で生動する絵画の幅を広げる


う〜む。芸術も頭が疲れるのう。タハハハ







 タイムスクープハンターはリアリティを醸し出すために、造形が汚いなあと前からおもてたんすが、劇場版は多少増しだった。それでも汚かった。アハ?