4月13日(日)うららかな春の日だすぅ

 うす晴れorうす曇り。10℃〜18℃、25%。乾燥注意報。花粉やや多し、と昨日と同じ様な天気。



 お台場方面に進出。未だに高いビルがニュキニョキと建設中だすな。テニスの森では若人と老人たちが混じって楽しそう。ヲーターバイクやカヌーもアメンボのように水面を闊歩してます。いよいよ春の予感。大きな煙突の傍にドーム型の建物があるので入って見ると温水プールや体育館があった。そこの5階に「虹の下水道館」つうのがあったので入ってみた。なかなか下水道なんて関心が向かないですからねィ。とても勉強になりますた。大都会ってのは循環が要。その要の要が下水道なんすよ。網の目のように張り巡らされた下水道を集中管理室で常に監視していると。こういう裏方があって都市は機能するし、美観も保たれるのです。大川にアユが戻って来る日は近いかも!とても勉強になった一日ですた。ども。




 リニア新幹線にソーリとコメタイシが試乗なんて記事が出てたので、伝手を頼って「おらも乗せてオクレ?」つうメールを方々に発信。ダメもとで色んなルートを探ってみよう。おらは高所大好き症と共にスピード大好きでもあるんだす。証拠?多分スピード違反歴は群を抜いてると思う。免停どころか取り消しまで受けてるしね。地上で時速500km/hってぞくぞくするよね♪ハア





 素晴らしき原理とその反動:

 世界をすべて説明できる原理がハケーンされると、その原理がすべてであるような信仰が発生します。例えばニュートン力学で宇宙の運行が説明されると「ラプラスの魔」が出てきますただ。こりは運動方程式で未来の全てが予見でけるってえ大胆な仮説です。
 「もしもある瞬間における全ての物質の力学的状態と力を知ることができ、かつもしもそれらのデータを解析できるだけの能力の知性が存在するとすれば、この知性にとっては、不確実なことは何もなくなり、その目には未来も(過去同様に)全て見えているであろう。(ラプラス)」
 ね不遜でしょ?いわゆる一つの決定論ですね。今でもこんな考え方してる物理主義者は大勢いまふ。ま、このあと不確定原理とかの確率的世界観なんかが出てきて、今ではラプラスのデーモンを信じてる人は少数派になってますが。




 ダーウィンの進化論なんかも永い間、それで生物の全てが説明できると思われてました。DNAの発見で進化論が補強されて、全てはDNAに記述されてる情報で決まってしまうんだっ!という決定論まで出てきました。どんなに努力して獲得した形質(形態や性質)もそれがDNAに反映されなければ無いも同じだっ!というのが斯界の主流ですた。
 すかす近年エピジェネティックスつう後天的遺伝発現が詳らかにされ、環境の変化に素早く対応する仕組みが分かってきますただ。
 生まれつき決まっているDNAを環境や学習に合わせて発現を制御しているのがエピジェネティックスの修飾なんす。これは裸のDNAをイロエロな衣装で装うようなもんで、馬子にも衣装といったとこでしょうか。可逆的に変装可能なDNAに変身するんすね。しかもこの変装は世代を跨って遺伝できると。すなわち獲得形質の遺伝が可能となったのです。




 つうような事をつらつら思案するに、iPS細胞なんかも分化して決まった運命を歩んだ後戻りできない境遇からその人生をリセットして何にでもなれるからすっごく偉いと言へるでしょう。決定論な素晴らしき原理を覆すのはどっちかっつうと凡庸な大愚と言へるのです。ドモ