4月9日(水)東京種のメダカが絶滅に直面つう記事に接して

 雲の多い霞晴れ。12℃〜19℃。花粉やや多い。

 八重桜がきれいですぅ。ソメイヨシノに比べてあんまし注目されないのは、すぐに散る潔さが無いからなのかな?花火的な美の感性なり日本人。散るサクラ残るサクラも散るサクラ(良寛さん)。





 グローブとは球体のことなのか?

 国際化から一歩を踏み出したのがグローバル(地球規模?)化だす。国際化には色んな国があってそれぞれの国に適した商品やビジネス形態を工夫して各国に進出するイメージがありますただ。すかすだすなグローバルっちゅうとそこにはもう国はなーい!全部単一の価値観で同じ商品を同じビジネス形態で地球的に進出するってニュアンスがあるんだすぅ。マクドとかグーグルとかネッスルとか。

 これは必然的に世界の等質化を志向します。地域ごとの特殊性はビジネスの障害にはなるが利益を齎しまへんがなもし。言語を含めて多様性を均質化しちまうんすねぇ。これが社会進化の方向性でありどんなに逆らおうとも必然的にそうなってしまうんだっ!とのたまう経済学者も多いです。ま、村が部族になり小国家になり国民国家になり国家連合になり、ってなことを歴史でおせーられるとそがいな気もしてきまふ。

 日本でもアイヌ語アイヌ文化は殆ど残っていませんしね。こういう現象はそれこそグローバルに起きてます。文化も言語も地域の特色もどんどん均質化されています。しかも放送やネットでそれが加速されてます。これはしやわせなことなのか?経済学者は経済効率が上がって世界全体が富むんだからイイに決まってる!と言ひますが、その割には格差が広がってきますた。なにより均質化すると災害が起きたときにホロンび易いっつう欠点が顕在化します。

 生物の世界では「生物多様性条約」などで絶滅種の保護が志向されましたが、経済社会ではどーかっ!世界金融危機ギリシャ財政破たんなど危機があっという間にグローバル化するリスクを考えると、効率一辺倒で短期的に考える思考には限界がきていることが分かるでしょう?ここは一つ如何に各国の特殊性を維持するのか?の方策を考えるべきでしょう。もう一度、言語の壁、関税の壁、文化の壁の強化を図る時期が来たのじゃああああああ!Tppなどもってのほか!とかアナクロなことを呟いてミタ。どもども。





 追記:いま生物学的な例を一つ考えたんですが、ガラパゴス化のようにローカルに孤立した系を作ると多様化しやすいってのがあります。経済や社会、文化も孤立させると多様化するんですねぇ。でも多様化ってのがリスクヘッジの為だけとするなら、あんまし多様化し過ぎても害が多くなるような希ガスる。ン?