2月18日(火)安心してたら飲み過ぎた夜

 うすい雲の晴れ。3℃〜8℃。2週間ぶりに川崎方面で飲む。



 安全・安心志向の罠:

 人間80年、しむは一定(定め)と思えば、絶対的な安全・安心は無いと言うのが世の定めであーる!
しかるに昨今、日本の風潮はあまりにも絶対的な安全・安心を求めすぎて、首が回らなくなっているのではアルマイト
千年に1回の大津波を懼れて、巨大な防潮堤に1兆円超を使うなど愚の骨頂ですぅ。そんな万里の長城のような壁で三陸海岸全体を覆ったら、環境破壊で漁業どころか観光産業も全滅だしょ?それより1/10位の1千億円も掛ければ、老人、子供を含めて避難でけるタワーをたくさん作れるでしょ。

 日本にはイノヴェーションの種はたくさんあるのに、大企業はリスクを恐れて挑戦しないから実用化が遅れます。ITやバイオ、ロボット、創薬、医療、新エネルギーなどの成長分野で米国に後れをとった所以だすぅ。米国にはヴェンチャーキャピタルがアカデミアの開発した種(シーズ)を育成するヴェンチャー企業を育て、それがシーズを育成して事業に結び付けます。10に1つが成功するだけで十分にお釣りがくるのがイノヴェーションだすぅ。9つの失敗どころか、1つの失敗も許さない土壌ではとても成長戦略など夢のまた夢。ムリムリ

 創薬分野を例に取れば、日本はアカデミアや国立・公立研究所での基礎研究は世界に冠たる成果を上げていますが、保守的な治験基準と合わせてリスクテイクする企業が少ないので実用に漕ぎつけれるのは米国の1割という惨状ですぅ。基礎と実用を結び付ける育成技術はヴェンチャーが無いので遅れがち。これがあらゆる産業分野に及んでるんすよ。ゼツボウテキ

山あり谷ありが自然界なら、あんまし安全志向でも生きてる気がしないでしょ?失敗したら落ち込み、それを糧にして成功したら大喜びするって方が余程おもすろい人生だと思うのは勝手だああああああ!失敗を許す文化、失敗した人が再チャレンジできる風土、それを身を持って実感しているのはアビちゃん、ちみでしょ?ドヤ?