1月19日(土)花咲か爺さんとは

 冬晴れ。1℃〜9℃。昼間は風もなく穏やか。最近は耳のつべたさで体感温度を察知する。


 最近はおサルのような瞬間記憶力ではなくして、瞬間ど忘れ力が抜群に向上した。0.2秒であっという間に忘れてしまいまふ。冷蔵庫の前まで行って扉を開けて、「はて?何を取るんだっけ??」とソファーに戻ること多し。3歩歩けばすべてを忘れる鶏頭!ナンタァルゥチィア〜♪


 ビーテレのCMで、「取り舵いっぱーい!」、「おも舵いっぱーい!」、「あれれ?どっちだっけ?」つうのを見てて、ぼくもわっかんなかったから調べてみた。これは方位の十二支から来てるんですね。北(時計の零時)から子、丑、寅、と時計回りに進むと3時(東)が卯の方向、6時(南)が午の方向、9時(西)が酉の方向になります。ですから酉舵(とりかじ)は左の方向に、卯舵(おもかじに訛った)は右の方向に曲がることを示すなーり。でも「うのかじ」が「うもかじ」になって「おもかじ」になったってこじ付け?でも「とりかじ」は合ってるけどなぁ?よし。信じよう!




 植物に認識力がないと思ったら大間違い。ちゃんと体内時計があって13時間と13.5時間を区別でけるんす。このかなーり正確な体内時計と日照時間の長さや気温のサイクルなどと比較して開花や結実の時期を決めてるんすね。花を付けたらもう後戻りはでけませんから、この判断は生物としての死活的な重要性を持ちます。花咲じいさんの灰はあるのか、その灰とは何かの謎が解明されつつありまふ。この灰はフロリゲンつうタンパク質で上記のタイミング判断で葉っぱで作られるんす。これが葉っぱから、植物の生長点である頂芽におくられまふ。頂芽では葉を作る万能細胞の原基があって、ここの成長ホルモンで次々に葉っぱが生成されてるんすね。ここにフロリゲンが届くと、普段なら葉っぱになるところが花になっちゃうんすよ。で、このフロリゲンを抽出してジャガイモの野生種に注入するとジャガイモがじゃかすか出来たりもしまふ。稲の野生種に注入すると葉っぱがたくさん増えたりもしまふ。花咲かじいさんの働きだけではなく、色んな方面で活躍できるんす。これは何故なんだっ!実はこのフロリゲンは他のタンパク質と結合してモジュール構造の複合体を形作り、色々な遺伝子を活性化することが分かってきました。ですからその働きも多様なのれすねィ。また、遺伝子改変を経なくてもフロリゲンを運ぶタンパクに乗せて、直接細胞内に注入するとイロエロな働きを制御でけることも分かってきますた。つまり生殖サイクルに乗らずして短期間に色んな遺伝子の働きを試すことがでけまふから遺伝子研究の先駆けになれるかもね。いや〜、コンピュータ・サイエンスの次はホントにバイオ・サイエンスかもしれんですねィ。期待age!




 アマゾンの源流を訪ねてってなBS放送を見てた。何事も源流を捜すってワクワクしますよね。何しろ我ら人類の源流が皆目分からんのれすから、少なくとも川くらいわっ!とか。気が付いたら生まれてたんだもんねィ。タハハ  ちょっつ変な見方ですが、大河の源流なんてセスナから、あるいは衛星画像で追えばすぐぬ分かると思うんだ。そこへヘリで行って上空からスルスルと降下すれば、あっという間にたどり着いちゃうよね?でも、そりでは番組にはならーん!つうことで何日も掛けて舟で、ボートで、車で、徒歩でと演出するのがメディアの仕事。感動したっ!ゴクローサン