11月11日(月)何事も調子っぱずれは良くないれすぅ

 曇りのち晴れ午後前線通過で驟雨あり。16℃から9℃まで下がり木枯らし1番。ゴーヤのグリーンいやイエローカーテンをようやく取り払った。今年の実績85本なり。この中には気付かずに実が開いて腐ってしまったの3本を含むなり。後発にしては良くガムバッたっ!感動したっ!




 リズムは重要:体内時計

 如何なる現象にしろリズムが狂うとしっちゃかめっちゃかに混乱し統一が取れなくなるのは良く知られているところであーる。我らが体内にある生体時計も斯くなりしか。わだすだちの一日の生活はすべて体内時計でコントロールされてまふ。睡眠や覚醒、空腹や排便だけでなく、体温・血圧・イロエロなホルモンの分泌なども24時間プラス周期の体内時計あってのことだすぅ。

 ではそんな時計はどこにあるのか?実は体内の殆んど全ての細胞が体内時計を持ってるんす。ですからものすごくたくさんあるんです。しかしそれらのたくさんの時計がバラバラに動くと大変なことになりますから、脳の中の視神経が交差するあたりに交差叉上核つうのがあって、そこの親時計が全身の子時計の時間合わせをしてるんすね。そしてその親時計も視神経から入力される朝の光なんかでリセットされまふ。

 だから朝ちゃんと起床して朝の光を浴びないと体内時計が狂ってしまうとか、パソコンやビーテレ、携帯などを深夜まで見ているとそのブルーレイでやっぱし親時計が狂って大変なことになってしまうとか。最近ブルーレイカットのメガネなんかも販売されてますので、この理論を信じる人は買ったほうがエエかもね。北欧の冬は殆んど太陽が出ないのにみんなは元気に暮らしてますから、半分くらい信じるのが吉かな?

 なおこの時計の仕組みは、20種くらいの時計タンパクが24時間強の周期で増減することによると思われまふ。もちろん時計タンパクは時計遺伝子から作られますから、遺伝子の発現や発現抑制が機序の肝になってるんですね。ども。




 ここで「睡眠」について定義しておくと:
1・刺激への反応性が鈍くなる
2・運動や移動性の欠如
3・閉眼し姿勢の変化が少なく固定する
4・可逆的な意識レベルの低下
 の4条件が挙げられる。すなわち、かだらの動きが止まり、刺激に対する反応が低下して意識も失われているが、簡単に目覚める(可逆的)状態のことを睡眠と定義して、昏睡などと区別している。

 また睡眠の意義としては:
1・エネルギー回復やエネルギー保存(筋弛緩、副交感優位など)
2・記憶の強化・固定(REM中に整理され固定される)
3・神経系ネットワークの保全・形成(代謝疲労物質の排出など)
4・環境変化に対する適応行動(代謝を低下しエネルギー節約など)
5・体温調節・免疫機能などの維持(成長ホルモン、コルチゾールメラトニンオレキシンなど)
 の5つが挙げられ、睡眠を阻害すると死に至るほど重要なのれすねィ。


 「世の中に寝るほど楽はなかりけり 浮世の馬鹿は起きて働く」(by 嗜眠症患者)