11月3日(木)ブンカブンカドンドン文化どんどん

 こんにちは。概ね曇りがち。だんだん気温が上がり夜でも
21℃。11月上旬は気温高めだとか。ドングリころころ。







 駒場方面に行ってきた。植物医科学シンポジウムつうの。
渋谷は相変わらず人々でごった返してて活気がある。ハチ公前
なんて押すな押すなで待ち人探せんのかね?疑問。


















 だいたいこの地表に動物がどれ位いるかっつうと100億
トンくらい、で植物は1〜2兆トンと二桁も多いんですね。ま、
種類に関してはチョコマカ動き回る動物の方が多いです。動物に
は獣医がいるのに何故植物医がいないのかっ!農作物だけで
はなく、家庭菜園、屋上緑化、ベランダ栽培、水栽培の植物
工場、里山、森林保全、ダッシュ村、お花畑(含脳内)、
芝生、街路樹、公園、ビオトープ、がっこの花壇、などなど
植物が我らの生活の至る所に入り込んでいるのに、植物の医
者がいなーい!


















 しかもですね、世界は植物の病で1/3の収穫を失っておー
る!日本だけでも2万種の植物病があーる。その内訳はウイ
ルスなどの病害1万2千種、虫害5千種、雑草1千種、水養分
風などの生理障害2千種となる。それらの多種なる宿物病に
対処でける植物医の養成は喫緊の課題であーる!とハイテ
ンションなる前説。




















 そこで食の安全と植物医科学に関して一くさり。
まずリスクの定義:リスクとはその発生確率x影響の大きさ。
「危険」と一言で総括でけるものではなーい。いくら発生
頻度が低くても、その害悪が巨大ならリスクは大きいといへ
り。このような見地からはゼロリスクはあり得ないと。
「濃度、純度がどのような状態であっても、またどれ程過剰
に摂取しても安全といへる食品は存在しない。」と。例えば
ビタミンや水は有用で欠乏すれば害を為す。しかしこれを過
剰に接種したれば中毒を起こすであろうよ。キャベツだって
栄養はありますが、発がん性などの有害物質も沢山含んで
まふ。ジョブズもこの辺をもう少し理解してたらもう少し
生きたかもね。ザンネン 何事もバランスでふ。でもバランス
ばっかし取ってるのは凡人。




















 そこで少し科学的にリスク分析を述べれば:
1、リスク評価:安全かどーかを客観的、中立公正に根拠
をもって決定する。
2、リスク管理:安全係数などルールを決めて管理する。
3、リスクコミュニケーション:上記結果を消費者、生産者
など関係者全員と話し合う。
















 例えば農薬などは、虫害、雑草、病原菌などへの対処と
使ったばやいのADI(一日摂取許容量)を天秤に掛けて評価
する。ADIは大量の動物実験で無害とされる量の更に1/100
くらいの基準値に設定される。更に日本人の食生活に即し
た平均摂取量を勘案して暴露評価を行う。これも農薬を使
わなかった時の害(カビ毒か虫害とか)と使った時のADI
を天秤に掛けるのだす。そして管理は従来の最終出荷検査
のみから、農業生産の各工程管理へと上流に向かったので
し。

















 で、この後各ステークホルダー(利害関係者?)の活発な
パネルディスカッションがあって、植物医への熱い期待が語
られますた。ま、しかす医者ってのもそもそもは自然への干
渉れすから、無ければないに越したことはなーい。自然免疫
とか唾付けて治すレベルにしないと人類みたいに増え杉て困
ることにはなりゃせんかえ?












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