8月21日(土)軽井沢の秋風を先取りして想う

 こんにちは。薄曇りのち薄晴れ。猛暑日近くまで気温上がる。
エレベーターの中に油蝉がいた。どうやって迷い込んだのだ
ろう?そっと掴んで表に放したら、勢い良く飛んで行った。












 なにやら軽井沢方面が騒がしかったようですが政局が緊迫
してきた気配あり。円高・株安など目前の景気への対処も
何処吹く風、権力闘争に明け暮れるミンス。というマスコミ
の口調もまた皆同じですぅ。しかし、ここは単なる権力闘争
というよりか大きな路線の選択なのですから、正々堂々と当
否を問うてほすいものです。













 輿論ではかなーり評判の悪いオザーさん。「政治改革、行
政改革、地方分権」の革命的な変革とマスコミ、官僚、アメ
リカの裏三権からの独立。消費増税の見直しなど「原点に返ろ
う運動」と「挙党体制」が合言葉。一方、カーンさんは官僚
の絵に乗った現実路線で「財政、経済、福祉」の三位一体の
強化。消費増税と合わせてかなーり原点と違うことは確か。













 権力闘争つうよりか路線闘争の色合いを帯びて北から、こ
こはひとつガチンコのKO(菅・小沢ノックアウト)勝負で決着を
付けるのが筋。1年に3回もソーリが変っちゃあかっこ悪い
とか外目を気にしてるばやいではなーい。ま、今後の可能性
としては:
1.菅ー小沢ガチンコ勝負
2.菅ー小沢代理戦争
3.菅ー反菅複数候補
4.菅、挙党に歩み寄って再選
の4通りがありますが、軽井沢決起で案1.が4割くらいに
上昇したとか。これも偏に第一検察審査会の結論が「起訴
相当」から「不起訴不当」と1ランク下がったからですぅ。
世論の後押しを背景として仙石一派は「脱小沢堅持」と
宣戦布告。対抗して菅に反感を持つ反菅一派は、研修会を
組織して結束を誇示。というまことにおもすろい展開。














 オザーさんの軽井沢参加で出るという腹は決まったが、
そこは老練な政治家、250人以上を固めてぜってー勝て
ると見えるまでは決断しないでしょうね。一方、海江田
さんは何やら(女?)腰が引けてるし、原口さんは閣内で
動きが鈍い。タルト子さんを含めた複数候補で決選投票
って目もうすい。だから結果として、上記の確率は4−3
−2−1割っつうのが今のとこのわだすの見方だからオザ
ーさんの出る目が一番高いと。(とわ言え、この分布は
血液型を始め一番テケトーな確率れすから信用でけん。)














 だから、オザーさんが出たらそれは政権を取ったという
ことになります。それでマスコミに叩かれ官僚に苛められ
アメリカから袖にされ国会ではボロクソに追及され、ても
政治信念を貫くってえんなら、それはそれで政治家としての
真っ当な生き様でしょうね。一つの救いは人脈が広いから
連立の可能性も柔軟であるっつうところかな。何しろミンス
内部で決着がついても、真性ねじれ国会を乗り切るのは
容易じゃねーからな。













 ま、一番可能性の高いのはこのままガチンコ勝負を続けて
いる内に、抜き差しならぬ亀裂が入って代表選後に何れが
勝っても大分裂が起きるということかな?それで政策ごとに
離合集散があって、もっと分り易い組み合わせになればコッ
プの中の嵐も少なくなるんぢゃねーのかな。だいたい多様化
した世の中で2大政党制なんて幻想を後追いしてたのが大町
外。小党乱立ー離合集散が現実に適した路線なんすよ。ね?










 しかし、野党時代と違って政権与党という旨い汁(政策を
実行できるという意味でも)を吸った議員たちはそう簡単に
分裂はしない罠っつう意見も(民社なんかを見てると)あり
得るから、やっぱし「政界一寸先は闇」という格言が一番
正解(政界?)のような希ガス。なぬ?それぢゃ結論はねー
ってことかい!なんの為のエントリだい!アホらし。