8月11日(水)細胞レベルではしむことにも意味があるぢゃん


 こんにちは。雲の多い晴れ。台風の影響で風強いが蒸し暑い。
赤とんぼを見た。彼らはコリドールを通って山と都会を往復する。
都会のコリドールとは河川敷のある河やビオトープなど。皇居など
はでっかいビオトープと言えるでしょう。














 自殺と言うのは生命に取って必要な事でもあります。
ヒトの指の発生過程を見るとね、まずしゃもじみたいに全体が
出来て、その後で四つの切れ込みがでけると。で、このときに
機能するのが細胞の仕組まれた自殺(アポトーシス)れすね。
遺伝子レベルで予めあるタイミングでしむようになってます。
これはネクローシスという感染とか怪我で壊死するのとは全く
ちげーます。そこが死んでくれないと機能不全になってしまう
んです。













 オタマジャクシの尻尾が消えるのもこのアポトーシスですね。
我らの脳みそもこの機構を使ってます。生まれたての時期に
脳細胞の数が最大になって、脳神経回路網が固定するたびに
周りの細胞が死んでいくのです。このようにして有用な回路
だけが残ると。生物が生きていくために必須な事項がしむ事
なのれす。環境の激変に際して、急に増やすよりかは、それ
に合わせて減らす方が早いからだという仮説もあります。
 植物にも細菌に感染した細胞が自死するアポトーシスがあ
ります。全体に菌が回る前に自分から抱き着いて自爆すると。













 我らが身体は約60兆個の細胞からでけてるとゆわれてま
するが、その細胞は毎日毎日死んだり生まれたりして入れ替
わってるんですね。細胞の死とは何か?細胞にも魂はあるの
か?我らには分らなくても細胞同士では分るのですね。
隣接した細胞がしむと、周りの細胞はそれを感知して外部に
押し出してしまいます。不思議ですね。これはけっこう物理
的な引っ張り合いが関係しているという仮説があります。
隣接する細胞同士はお互いに手を結び合い、引っ張り合って
いるのですが、この手にフッっと力が無くなると死んだと
見なすようです。すると周りの細胞がみんな手に力を込めて
死んだ細胞を押し出してしまいます。細胞って一つの生命
みたいですね。60兆の生命の集合体が我々とか。



    







 ホーホー、これは良いイメージを得たぞよ。ワタシは独りだって
一人ではないのだ。60兆の仲間に支えられてんだい!
これは地球の人口の約一万倍ではあるまいか。ぷぷぷぷぷ