8月6日(金)熱い人が多いからスイカを食おう

 こんにちは。雲の多い夏晴れ。陽射しは厳しいが爽やか。
紫蘇が繁茂しすぎたので大量に刈り取って、シソギョーザ
をつくった。栄養はありそうだがチト入れ杉たかな?












 近辺に人事関係のエントリが目立った。昨日見たデカbang
氏のふぁいや〜!今朝見たモギケンの新卒一括採用への異義と
それに反応したたちゅる氏の選別自体への抗議など。












 海外を見てる目には不可思議なれど、地付きの人々には
なんの疑問もなく受け入れられている事柄。欧米なんかでは
企業が少し傾くと容赦なく首を切れますからね。でも、人材
流動性は大きい。反して日本は家族主義の風潮が未だ色
濃く残っていると。若くて素直そうな人を厳選して家族に
迎え入れ、手取り足取り教えながら家族の一員として育てて
いく。家中心組織ですから養子を迎えるようなもんですね。
だから切るときも取る時も大変なんすね。一生の大事とか。













 たまたま運良く上場して大金掴んだ友人は、自分が田舎の
大学を回って採用した新人の写真を全部机のガラスの下に
貼ってこいつはこれこれに才能があってこの子はこれが得意
なんだ、とかまるで我が子の自慢をするように話していた。
やり手の外部経営者に後を託して若隠居したんですが、
その後に先ごろの大不況。後任経営者が若者を切ろうと
したらオーナーの彼はそ奴を切ってもうた。つうくらい日本
では雇われ経営者よりか従業員を大切にするんですね。最近
幾分か変ってきたけど。












 でも、モギケンが申すとーりグローバル化の波は否応なく押し寄
せ来たって、世は将に動乱の時代に突入した。人材に多様性
を求めるのか、はたまた打って一丸となる纏まりが必要かは
前者に傾きがち。しかれども大和文化の特徴は一所懸命の
田植え文化。一糸乱れぬ忠誠心で外敵を撃破ってなのはもう
古いのれすか?はい、そーですか。












 ここで、たちゅるクンの登場ですね。モギケンの所謂際立っ
て優秀な人材をグローバルに集めるよりも、育つ可能性のある
大多数の若者を理由(の開示)なき選別による恫喝、不安で
スポイルしているという現実の直視こそが最優先という見解。
そして普通の子供達がそれぞれに居場所を見つけれて、一人
でも多くの若者が等身大の自尊感情を持って暮らせる社会を
目指そうよ!っつう主張は、その視点の位置においてモギケン
さんとかなりの隔たりがあるように感じた。おんなじような
理想論ではありますが、理想なくして何が人生ってなとこも
あるから、お二人ともキライではなーい。たはっ。















 あ、デカbangさんのことはあんまし書かなかったけど、社
会はやはし複雑系。一点を取り出して改善しようとしても無
理。家族主義に徹して社員全員芋の尻尾を齧ってがむばるの
か、ドライに市場原理に任せて雇用の流動性に配慮するのか
有識者が決めるのか政治家が決めるのか、はたまた市場の
神に任せるのか?やはしこの辺はなんと言っても国民主権
国民が決めるのだと言い張るならば、選挙でそういう主張を
選ぶしかないわいな。(みんす主義を前提としない可能性は
ギョーサンあるけどね。プ)