8月5日(木)紫陽花は土壌のリトマス?通達は組織のリトマス。


 こんにちは。夏晴れ。陽射しは厳しいが日陰は爽やか。
スカイツリーも400m越えしてすぐそばに見えます。






 ある組織に、果たしてオツムがあるのかどーか?ってリト
マス試験紙の一種に「一律通達」ってのがあります。
景気が悪くなってだんだん業績が下がってくると、一番安易
なのが「全社一律経費10%削減のこと。」なんて社長通達
が出回る。こういう会社はまづダメですね。(イヤ中期的
にだけど。結構多いですからねこういうの。)








 戦略性も戦術性もなく、さらに部門間の調整をしようって
意思もなーい。もしも経営陣が状況をキチンと把握して対処
しようとするなら、例えば在庫過多を解消する為に製造部門
はラインの一部停止を含めて30%削減、営業部門は逆に
10%経費増加、開発部門は将来を見据えて現状で頑張って
もらう。スタッフ部門は残業ゼロで経費を10%削減しても
らうとか。例えば部品不足で生産ラインが止まるような事態
では、購買部門には経費20%増額であらゆる手を尽くして
もらう、逆に営業や製造には経費10%削減を指示するとか。
状況に応じて小まめに指示するのが経営ってもんぢゃんかい。
要するに経営意思ってのを見えるようにするのがトップの役
割りですぅ。仲良しクラブぢゃねーんですから。













 組織が官僚化してきて、各部門の部門益ばっかし主張する
ようになると「一律通達」ってのが幅を利かせてきて、それ
が組織自体を「ゆでがえる現象」で衰退させることになりま
す。いや、現状が見えない人や、見ようとしない人が経営し
ようとすれば、この「一律通達」もしないよりかはマシって
くらいのもんでやんすよ。一応、危機意識は薄っすらと植え
付けれマスカラ。









 ってなことが日本国政府にも起こらなければエエんですが
ねぇ。少ししむぱい。




















 「終着駅」啼いた。でもこれは大分前に読んだ憶えがあるな。
湘南海岸の思い出。余韻の中で考えれば岡部は生還すると思う。