こんにちは。引き続き夏晴れ。青い空に積乱雲もこもこ。
何時まで続くかこの猛暑。温度差があればそこからエネルギー
を取り出せるし、逆にエネルギーを与えれば温度差を作れます。
自然法則は何でも双方向ってのが多いけど、生命だけは
一方向ですね。
妙ちきりんなしとのブログに「人生の有限性」ってのが
あって、ある種の感銘を受けました。(毒がないとか揶揄さ
れてる)お茶ら毛の中にもキラリと光る暴れ者の本性?
ハイデッガー(ハイデガー?と発音する人もいる)は死から遡っ
て現在を考えろとか言ってます。先駆的決意性と言ってた
かな。ただその生かし方にもイロエロとあって、世人とし
てこの美しい世界を満喫するのと、覚者として世のため人
の為に尽くすか、はたまたみんな道連れだあ〜とかのアキ
ハバラまであります。僕としてはあんましハタに迷惑を掛
けない最初のやつがエエなあ。セメント盛り!メメントか
らヒトへ!かな? かかる現存在(ダー ザイン)の限定性は
一方向性という時間の本質に由来し、生命にもやり直しは
効きません。
とわいえ、生物には一端休止した生命をリスタートする
って機構はあるらすい。生命の定義の一つに代謝活動をす
るってのが有りますが、代謝活動を完全に停止して干からび
た「乾眠」状態になるのが幾つかあるようです。くまむしは
その代表的なもので、9年間乾燥睡眠してたのが水に漬け
たら生き返ったとか宇宙空間に10日間晒した後水に漬けた
ら生き返ったとかゆわれてます。
また砂漠のねむりゆすり蚊のボウフラも乾眠状態になって
次の雨季をまで生き延びることも良く知られています。
過去日記参照:ミイラが復活する奇跡(3年前)
http://d.hatena.ne.jp/tamamusi/searchdiary?word=%A5%E6%A5%B9%A5%EA%A5%AB
砂糖漬けにして細胞を保つらしい。
なんか人間も真似して、金持ちの老人が医療の発展する迄
低温で固まってようとかいう噂はあったが、未だに蘇生した
というニュースは聞きませんね。それにむしたちも単に固ま
ってる期間があるだけで生きている寿命は変らないらしい。
そういう意味では生物はみんな「有限性」を持つんですね。
で、セメント盛りと。美しいもの、旨いもの、快いもの、心
をうつもの、楽しいもの、可笑しいもの、・・・あらゆる
前向きな対象だけで生きていければイイんですがね。影深け
れば光強し!ってなところもあるから人生って難しい。ト