8月4日(水) 時間と生命の有限性について


 こんにちは。引き続き夏晴れ。青い空に積乱雲もこもこ。
何時まで続くかこの猛暑。温度差があればそこからエネルギー
を取り出せるし、逆にエネルギーを与えれば温度差を作れます。
自然法則は何でも双方向ってのが多いけど、生命だけは
一方向ですね。












 妙ちきりんなしとのブログに「人生の有限性」ってのが
あって、ある種の感銘を受けました。(毒がないとか揶揄さ
れてる)お茶ら毛の中にもキラリと光る暴れ者の本性?













 ハイデッガー(ハイデガー?と発音する人もいる)は死から遡っ
て現在を考えろとか言ってます。先駆的決意性と言ってた
かな。ただその生かし方にもイロエロとあって、世人とし
てこの美しい世界を満喫するのと、覚者として世のため人
の為に尽くすか、はたまたみんな道連れだあ〜とかのアキ
ハバラまであります。僕としてはあんましハタに迷惑を掛
けない最初のやつがエエなあ。セメント盛り!メメント
らヒトへ!かな? かかる現存在(ダー ザイン)の限定性は
一方向性という時間の本質に由来し、生命にもやり直しは
効きません。
















 とわいえ、生物には一端休止した生命をリスタートする
って機構はあるらすい。生命の定義の一つに代謝活動をす
るってのが有りますが、代謝活動を完全に停止して干からび
た「乾眠」状態になるのが幾つかあるようです。くまむしは
その代表的なもので、9年間乾燥睡眠してたのが水に漬け
たら生き返ったとか宇宙空間に10日間晒した後水に漬けた
ら生き返ったとかゆわれてます。















 また砂漠のねむりゆすり蚊のボウフラも乾眠状態になって
次の雨季をまで生き延びることも良く知られています。
過去日記参照:ミイラが復活する奇跡(3年前)
http://d.hatena.ne.jp/tamamusi/searchdiary?word=%A5%E6%A5%B9%A5%EA%A5%AB
砂糖漬けにして細胞を保つらしい。














 なんか人間も真似して、金持ちの老人が医療の発展する迄
低温で固まってようとかいう噂はあったが、未だに蘇生した
というニュースは聞きませんね。それにむしたちも単に固ま
ってる期間があるだけで生きている寿命は変らないらしい。
そういう意味では生物はみんな「有限性」を持つんですね。
で、セメント盛りと。美しいもの、旨いもの、快いもの、心
をうつもの、楽しいもの、可笑しいもの、・・・あらゆる
前向きな対象だけで生きていければイイんですがね。影深け
れば光強し!ってなところもあるから人生って難しい。ト