3月18日(木)真っ当な理性を持ってれば物質優勢だよね。だよね?



 こんにちは。うす曇り、ときおり雲漏れ日。やや風が
ちべたい。植え込みの下草にイヌフグリはけーん。青い
小さな花。ルーペで拡大して見たらネモフィラみたいに
なった。帰ってググッたら「大犬の陰嚢(ふぐり)」つう
情けないお御名。せめてベイビー・ブルー・リトゥル・アイズ位の
可愛い名前で呼んであげたいですぅ。












 電柱の貼り紙。「 文鳥をお見掛けの方は是非ご一報を。
TEL:xxxxーxxxx」
おお、泣けてくる。わだすも昔、可愛いピーちゃんを捜し
て何千里。この喪失感ってないね。今でも思い出します。
小鳥って、教育や学習をするってことは良く知られていま
す。父親が子供に鳴き方をおせーるんですね。何故なら、
歌の上手い方がもてるから。この辺は、カラオケの上手い
人間に似てるかも。それで、この小鳥の学習がカドヘリンと
かいうタンパクの量に影響されるんだって。












 ココロは物質により支配されてるのか?っつう疑問は
近年の発生生物学や分子生物学などバイオサイエンスの進展に
より益々顕著になったという味気なさ。漏れたちは物に
支配されてんのかよー!というのは確からしさを増して
きますたよ。生命体を記述する遺伝子はタンパク質を作り
、そのタンパク質がココロを支配すると。脳内物質って
皆タンパク質ですからね。10万種類。遺伝子で制御され
る。未だホンノちょっとしか分かってないけど、遺伝子
欠損のネズミを作って研究してまする。












 とくに近年ZIC(ジック)遺伝子とかSLITRK1(スリットラック・
ワン)遺伝子とかが注目を集めて、不安・抑うつ、喜怒哀楽
の元凶ぢゃねーのかい?とか疑われてまする。ま、これら
が最終的にはセロトニン、ドーパミン、ノルアドレナリンなどの脳内物質
の増減を制御して、ヒトのココロをいいように操ってる
ようだ。










 ホントかな〜?とか思っても、それらを活性化したり
抑制したりする薬を作って、ある程度効果を発揮している
から、強ち馬鹿にしたり否定したりはでけまへん。
ホントはこの精神文化の冠たる人間様が単なる物質の僕な
どとは思いたくねーのが人情だが、ヤクやアルコールで
容易く侵食されちまうのもココロだからなあ。でも、宇宙
の成り立ちや我らが生命の不思議さを思考でけるのも人間
だ。ドブの中から天空の星を眺めて感動できるのも心だと
思えば、所詮操り操られる再帰的ネットワークの中の無限
言及が心なのだ。今少し幻影に浸ってたっていいだろう?ん?