1月21日(木)良いことは悪いし、悪いことは良いという感慨

 こんにちは。うす曇り。引き続き生ぬるい。
今年は暖冬なのかなあ。心もち渡り鳥も少ないような。
でも、またさぶくなるらすいね。








 一般的に言えば、効率と安全って相反するとこはありそう
です。イロエロなシステムにおいて冗長性(無駄)というのが
システム強度に寄与するってありますよね。例えば、コンピュ
ータ・システムにおいては機能に冗長性を持たせて、誤り検出
や誤り訂正を行っていることは良く知られています。ぎりぎり
に機能を絞ってコスト/パフォーマンスを追及すると、たった
1箇所のエラーが致命傷になります。専門家が経験と見識を
持って、あえて無駄に取り組まないと安全は確保できないと、
老婆心ながらJAL再生を危ぶむ者であります。プ










 この点、生物は実に良くでけてると感心しますね。
少しくらい機能が損傷されても再生するとか、他の機能が補
ってカバーするという可塑性があります。この点が精密機械
と生体の大きく異なるところですね。人間にも冗長な機能は
沢山ありますが、これを無駄と思う人は誰もいないでしょ?
でも会社や組織、社会では効率だけを求めて無駄を排除しがち
です。選別されたエリートだけの集団を「なんか気持ち悪いな」
と感じる心は生物としての本性から来るものかも知れませんね。
エリート官僚とか特捜、白い巨搭、アカデミック・エリート
など既得権者?むむむ、なんかルサンチマンのかほり漂う結
論だな。ばっはっは













 無理、無駄、ムラとか失敗とか悪いイメージの言葉を復権
させようよと。失敗だってノウハウだい。失敗の多さが他社の
追随を許さない強みになってる事例は沢山あるよ。半導体
歩留まり向上とか、イロエロな専門業界の隠れたノウハウに
は膨大な失敗の裏づけがあります。神ならぬ身の個人でも
失敗の集積が人間の深みを出したり、人を思いやる心を育て
たり、大きな失敗を未然に防ぐ安心感を人に与えたりもしま
すね。だから諸君も失敗に挫けず、それを糧にしてガム場って
くらさい。タッハ〜、臭かったな、もう〜











 そうだ!失敗が嫌いで理論ばっかに頼るのを「畳の上の水練」
とかもーします。幾ら泳ぎ方の理論を勉強しても、実際に水に
入ってゲホゲホと水中でもがかなけりゃ、ぜってー泳げるよう
にはならん罠。自転車だって転んだ回数で上手くなるんだい。
もちろん、ゴルフのイメージトレーニングみたいのもあるから
理論は否定しませんがね。プ





















 進化の過程で「良かれ」と思って身に着いた機能が邪魔して
身動きがとれないことってありますよね。大脳を発達させて
先を読む能力を発達させたこと。あらかじめ計画して、予想
される危機にそなえるとか。あるべき素晴らしい姿を想定して、
それの実現に向ってガムバルとか。獲物の行く手に先回りし
て罠に掛けるとか(これは詐欺師に繋がったかな?)。













 しかし、明日を思い患い杉て逆に今が不幸になるとか、先行
きに悲観して生命を絶つとか、生物の本性からの逸脱が見れる
のは過剰進化のおそれ蟻。
「空飛ぶ鳥はなどて明日を思い煩うや。」みんな一所懸命に
生きて、寿命が尽きたらポトンと落ちて自然に帰ると。こんな
風に生きれたらイイな♪ホントにイイな♪











追記:おもすろいの思いついたから書いとこ。

「クスリのリスク」

これ回文つうのかな。どんな薬物にも副作用があるし、
逆に副作用のないものは作用もなーい!とか言われてまする。
ホントは用法用量ってごく平均的に書いてるけど実は千差万別。
見えやすいとこでは、アルコール耐性なんかが顕著ですう。
匂いかいだだけで真っ赤になってぶっ倒れるのから、一升飲ん
でもピンピンしている奴もいます。お薬もこんなもんですねえ。
だから今、カスタム医療の研究が流行ってるとか。プププ