10月25日(日)旧重陽。エコの胡散臭さとは。

 天晴な快晴!11℃~21℃、30%。ようやく秋らしい陽射し。でも秋の空は変わりやすいとか?

 

 倫理とは:

 ディープエコロジーつうのがあって、こりは人類中心の普通の(普通ってなんや?)エコロジーと違って、その倫理を自然界全体に広げようというもの。特にどんな命にも差は無いという主張です。

 すかす細菌から植物までむやみに広げると動物は生きて行けないから、イロエロな流派ができました。一切の動物性タンパクを取らない極端なのから、乳製品はエエだろ→加えて卵もE-ですハンソン→プラスお魚までならいいかも→ま、四つ足以外のトリまでならいいか?→ええい人間以外なら何喰ってもいいんだい!までイロエロありまふ。中には人を食った奴までいるから、ここまでくると何でもアリ!

 もともと昆虫のように食性を住み分けてるのでなければ、特に雑食性の動物にはその本性に関わる禁忌は極めて反自然の仕草なんすね。そもそも肉食動物だって弱ってるのや幼獣、老獣を狙うんだから人間倫理とは異なっているんだす。草食ってても生きてはいけません。それに野菜ばっかし食ってても、栽培植物で地上を覆ってしまえば野生動物は生きて行けまへんのや。

 ディープエコロジーを徹底させるのなら、お釈迦さまくらい徹底しなければなりません。いわゆる「捨身飼虎」ですね。お釈迦さまがある国の王子だった前世での出来事です。ある日野山を歩いていると、弱った母虎と七匹の子供が飢えて死にそうになっていた。それを見て王子は自らのかだらを与えて、この八頭を助けたというトロッコ問題のような展開!ここまで本気でできるのかっ!この辺が頭で考えたエコロジーの限界です。

 あらゆる生物は、生きてるだけで他の生物の妨げになっているんだすぅ。その自覚が無いと、ついつい上から目線の倫理になってしまうんすね。自戒して持戒すなり。どもども。