12月31んち(もく)2009年のどん詰まりに当りての感慨


 こんにちは。ムクムクとした雲の多い晴れ。
そんなに厳しい寒さではない大晦日






 一応いり鳥と八つ頭の煮物をやってみた男子りょうり。
ネットでレシピを検索すると沢山あって迷うね。プ
さて後は酒をなめながら駅伝三昧の正月を送るかな。







 今年は少し転機があったような気がする。よかよか。
PCがぶっ壊れたが、ボロPCが意外ともっているから吉と
しよう。来年はイイのを買うぞう。これも楽しみ。
ともあれ健康で楽しく過ごせたので良い1年だったと評価で
きる。








 
 なんだかんだ言ってても、日本人はけっこう均質化されてて
みんな頭が良い。人材こそが宝ですう。卑下してはあかん。
ちなみに江戸時代の識字率って世界一だったんぢゃねーかな?
寺子屋とかでみんな手習いしてました。これが明治になって
効いてきた。







 例えば福沢諭吉の「学問ノススメ」は八年間で70万部が
売れました。最終的には300万部で当時の国民の10人に
一人が買ったとか。この十年くらい前のエゲレスではダーウ
ィンの「種の起源」が世界にインパクトを与えましたが、これ
は17年間で1万7千部しか売れてません。でもベストセラー。
要するに、ヨーロッパは知識層が狭いですう。










 でもこれも良し悪しですよね。日本は均質でみんな頭がイイ
から偉い人をあんまし尊敬しません。だから尊敬されない偉い
人は、だんだん尊敬に値しない行動をとるようになりますね。
エゲレスではエリートは仰ぎ見るような偉い人ですから、ノブ
レス・オブリージュといって見本になるような無私の行動をい
たします。日本でも、もっと尊敬の眼差しを浴びせてオブリゲ
ーションかけたらエエのにね。プ












 現に諭吉も米国の独立宣言から引用して「人には上下はな
ーい!」とか叫んだが、これは庶民に学問をススメるため。
本心は「学問の力」で述べている通り、「人の能力には天賦
遺伝の際限ありて、決してその上にいずることなからむ」とか
申してるよ。プ つまり生まれつき偉い人はエライのだあ?
だとよ。社会構成論的には有効かもね。遺伝学的には大間違い
ですが。ぷぷぷぷぷぷ




















 さて、今宵もふけてきたから年越し蕎麦でも食して紅白を
見よう。一応恒例の川柳を挙げて〆といたそうか。諸君!来年も
極めて素敵によろすくおねげーいたしやす。ではでは。





”面白きことも無き世を面白く 住みなすものは心なりけり。”