7月11日(土)日本の活字文化の底流は未だに広いぜよ


 こんにちは。うす曇りときどきうす晴れ。



 今日は招待状をもらっていた東京国際ブックフェアでお台場
まで行ってきた。久しぶりに新橋からユリカモメに乗ったが、
乗務員が皆無つうのも少し不安ではある。でも、景色はイイで
すね、未来的な街。この辺の海は運河みたいで塩っ辛いのか
どーかは分かりません。







 会場に着くと早や人出が多くて歩くのもままならない。出版
不況とかゆわれてたが、こういうとこに来ると日本人の原点は
やはし活字中毒だねぇ。老若男女のあらゆる階層が活字に集う。
色んなジャンルの本が2割引で買えるし洋書バーゲンでは5割
引もあります。児童書コーナーとかIT関係が結構賑わってまし
た。過去最高の800社が集うとか主催者が宣伝してたから、
本に興味のある人にはお奨め。明日までやってます。







 小生は林真理子さんの講演を聞いたんですが、生意気におも
すろかったです。劣等感をバネに3流から2流へ、2流から
1流へと躍進する活力には迫力を感じさせますぅ。作家なんて
恥を晒す職業であってカッコつけてたら一流になれない、だっ
てYOー!周りの人々が迷惑を被るらすいぜ。プ








 大学卒業してから就活もうまく行かずイロエロとバイトしな
がら糸井塾にもぐり込み3流ライターとして糊口をしのいでた
頃、都会の洗練したギャルと同棲し田舎者を脱しようとした
ことを小説に書いて当たったとか。卵一個で喧嘩して別れた
後、布団に残っていた香水とワキガの匂いでギャルの劣等感を
覚った、つうエンディングが編集者の目に留まったらすい。







 この辺が表現の機微。その編集者が例として挙げたのが、「
若いウエートレスが背伸びをしたとき、”縦長の”お臍が見えた。」
と書くのがセンスで、”縦長の”が書けない人は作家にはなれ
ないのだそうだ。へ〜へ〜へ〜






 後、いくら締め切りに追われてても、書くのに苦しんでても
いざ書き出したら書くのに陶酔しないと作家として続かない、
だってYO−!あたま良すぎの人は自分にも批判的になって、
この自己陶酔に浸れないんだってさ。もれはこの辺だけは
自信があるな、すぐ陶酔でけるでよ。プ






 最後に、50過ぎてようやく書けた「本朝、金瓶梅」は力
作だから是非読んでね♪なんてチャッカリ宣伝して〆たとこは流石。




 そんじゃあね。おやすみなさい。