こんにちは。うす曇りときどきうす晴れ。
今日は招待状をもらっていた東京国際ブックフェアでお台場
まで行ってきた。久しぶりに新橋からユリカモメに乗ったが、
乗務員が皆無つうのも少し不安ではある。でも、景色はイイで
すね、未来的な街。この辺の海は運河みたいで塩っ辛いのか
どーかは分かりません。
会場に着くと早や人出が多くて歩くのもままならない。出版
不況とかゆわれてたが、こういうとこに来ると日本人の原点は
やはし活字中毒だねぇ。老若男女のあらゆる階層が活字に集う。
色んなジャンルの本が2割引で買えるし洋書バーゲンでは5割
引もあります。児童書コーナーとかIT関係が結構賑わってまし
た。過去最高の800社が集うとか主催者が宣伝してたから、
本に興味のある人にはお奨め。明日までやってます。
小生は林真理子さんの講演を聞いたんですが、生意気におも
すろかったです。劣等感をバネに3流から2流へ、2流から
1流へと躍進する活力には迫力を感じさせますぅ。作家なんて
恥を晒す職業であってカッコつけてたら一流になれない、だっ
てYOー!周りの人々が迷惑を被るらすいぜ。プ
大学卒業してから就活もうまく行かずイロエロとバイトしな
がら糸井塾にもぐり込み3流ライターとして糊口をしのいでた
頃、都会の洗練したギャルと同棲し田舎者を脱しようとした
ことを小説に書いて当たったとか。卵一個で喧嘩して別れた
後、布団に残っていた香水とワキガの匂いでギャルの劣等感を
覚った、つうエンディングが編集者の目に留まったらすい。
この辺が表現の機微。その編集者が例として挙げたのが、「
若いウエートレスが背伸びをしたとき、”縦長の”お臍が見えた。」
と書くのがセンスで、”縦長の”が書けない人は作家にはなれ
ないのだそうだ。へ〜へ〜へ〜
後、いくら締め切りに追われてても、書くのに苦しんでても
いざ書き出したら書くのに陶酔しないと作家として続かない、
だってYO−!あたま良すぎの人は自分にも批判的になって、
この自己陶酔に浸れないんだってさ。もれはこの辺だけは
自信があるな、すぐ陶酔でけるでよ。プ
最後に、50過ぎてようやく書けた「本朝、金瓶梅」は力
作だから是非読んでね♪なんてチャッカリ宣伝して〆たとこは流石。
そんじゃあね。おやすみなさい。